テーマ:今夜のばんごはん(51443)
カテゴリ:本
やがて停年がやってくる。その時期は、もう眼のまえに見えている。 恐らくは退職の日まで、現在の生活がこのまま続いて行くに違いない。 なにか新しい、別の人生はないものだろうか。 もっと強烈な、もっと危険な、もっと生き甲斐のある人生はないものだろうか。 (『四十八歳の抵抗』 著者 石川達三さん 本文より) ![]() この本、昭和30年頃の出版で、だいぶ時代背景は違うのだけれど 48歳を目前にした僕は書店で思わず手にとってしまったのです 今では、定年まで平穏な仕事と生活が続くなんてことは有り得ないのだけれど 一人の『48歳のオトコ』としての哀しさは世代を超えて共感できるものがあるし 『もっと強烈な』『もっと危険な』別の人生を・・・っていう ある意味純粋でロマンチックなオジサンの『あがき』みたいなものが 真面目に描かれている故に、滑稽で、オトコの哀しさが胸に沁みます もっと強烈な! もっと刺激的な! ニンニクを浴びるように・・・ ニンニクには、豚と羊がベストマッチです♪ ![]() ![]() ただただ焼いて、ニンニク醤油につけるだけ ![]() そして炊き立てのご飯に・・・オ~ン! けがれを知らない真っ白なご飯を 臭い臭いニンニクが蹂躙する姿にオジサンの胸は躍るのです(←変態ですね。。。) ![]() 危険さも、強烈さも微塵もありませんが ささやかな週末の抵抗でございました ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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