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テーマ:洋楽(3398)
カテゴリ:60年代はこの曲!
- 悪魔を憐れむ歌 / ローリング・ストーンズ -
NHK連続ドラマ「トキオ 父への伝言」って見てます? NHKの夜の連ドラって面白いの多くて、結構見てしまいます。 (金曜日の深夜に一週間分まとめて見れるし) 原作の東野圭吾って何となくポール・マッカートニー的なものを感じるんですよね。 (ちなみに東野作品で読んだのは4、5作/テレビや雑誌のインタビューも3、4回見ただけなのであくまで「印象」です。 あしからず。) 作品に入り込みすぎず、でもとても素敵な作品を(なんなく)次々生み出せる。 プロの天才、ポールってそんな感じがします。 ストーンズ(というかキースやブラアンか)は逆に自分の作品に入り込みまくり。 ライフスタイルまで入っちゃう。 行くときはトコトン行っちゃう。 アルバム「ベガーズ・バンケット」もそのうちの一つ。 元々ストーンズの最高傑作とも言われていたので、初めて聴くときは覚悟して聴き始めたのを覚えていますが、「悪魔を憐れむ歌」でいきなりノックアウトされました。 トランス状態を引き起こすようなパーカッション、ベース、ピアノの競演に、体を動かされない人がいるなんて信じられない。 エッジの聞いたギターソロはまさに悪魔の金切声。あのフレーズでここまで心に切り込んでくるのは悪魔が乗り移っているはず。 2曲目のスライドギターがうめく「ノー・エクスペクテーション」への流れも絶妙。 キースが前半を歌う感動の「地の塩」まで一気に聴くのみ。 この人たちイっちゃってるよ。 名盤といわれる中にも自分にとっての駄作はありますが、これは自分にとっても名盤です。 まあ私の個々のアーティストの印象って往々にして「いい加減」(優雅に見える白鳥も水の中で死ぬ気でバタ足しているかも知れないし)で、 そもそもそれだけで聴きたい、聴かないのファクターにはしてませんが。 結局、聴く時に自分が入り込めれば関係ないかな。 その点ではポール・マッカートニーも好きです。 - SYNPATHY FOR THE DEVIL from BEGGAR'S BANQUET / THE ROLLING STONES - お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004/09/27 09:18:38 PM
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