園芸サバイバル

2009/12/19(土)21:37

ミニバラ「オーバーナイト センセーション」植え付けwith JRA

バラ(147)

先週、某オークションで落札したミニバラ「オーバーナイト センセーション」の大苗をようやく植え付ける日がやってきました。まず用意した鉢は、兼弥のスリット鉢6号ロング(158円也)。 「大苗の植え付けは7号鉢以上にしましょう」というマニュアルが多数あり迷いましたが、大苗とはいえミニバラなのでコンパクトに管理したいのと、スリット鉢は根のサークリングを抑制するため、普通の鉢より少ない鉢土(=小さい鉢)で無駄なく根を張らすことができること、さらにスリット鉢の懸崖タイプ7号ロング(250円、高っ!)と比較してほぼ同サイズだったので、これに決めました。続いて苗のチェックですが、ポットを傾けたら根鉢のかけらもなくボソッと抜け落ちました。 まるで裸苗に砂っぽい土をブッ込んだみたいな感じでしたが、まあオークション商品なのでこれくらいは想定内です。台木の根っこをバケツで洗ったところ、癌腫はなさそうでしたが、根が変な伸び方をしていました。 「大苗の植え付け時には根を広げるようにして…」と言われていますが、これでは広げようもないので、長く伸びたところを少しカットして自然体で植え付けることにしました。今回の用土は、鉢底に赤玉大粒を敷いた上に以下のものをブレンドしました。ジニア再生土:5 赤玉中粒:2 「美駒グリーン」:2 残りの1は、圧縮牛フン堆肥・くん炭・パーライト・ソフトシリカ・バットグアノを適当に投入しましたが、現時点で元肥は入れませんでした。さて、赤く塗って強調した今回初登場の「美駒グリーン」…、茨城県稲敷郡美浦村大字美駒の「美駒」と聞いてピンとくる方はかなりの競馬通と思われますが、その正体は、日本中央競馬会(JRA)の美浦トレーニングセンターでお馬さんが排出したものから作られた堆肥で、競走馬の厩舎用品を供給しているJRAファシリティーズ謹製の由緒正しき馬ふん堆肥なのです。 今まで、堆肥と言えば「牛フン」と崇めて、昨年からほぼ全ての植え付け時に圧縮牛フン堆肥を使用してきましたが、最近、「馬ふんはバラの大敵である黒★病対策に良い」ということを知り、今回大苗初購入に合わせていつものHCで8kg(約50L)入り698円にて買ってきました。 完熟ではないので、鉢植えに混ぜて大丈夫?という不安もありますが、少なくとも毒にはならないでしょう。(なお、堆肥のスペックは販売元JA茨城かすみのHPに載っています。) よーくかき混ぜたら、いわゆる「フカフカのバラの土」っぽくなりました。 ただし、混ぜた後に気付きましたが、今回パーライトは不要だったかも知れません。植え付け後に、表面にも馬ふん堆肥をマルチングしました。仕上げに、トップジンM水和剤(1000倍)で消毒して完了。今後は、年が明けたら残す枝を決めて剪定し、肥料は芽が動き始めてから、マイガーデン(バラ用)を追肥していく予定です。

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