園芸サバイバル

2010/11/27(土)21:53

ブログ再開 母の脳腫瘍手術を乗り越えて withツワブキ&大文字草

ブログ休止中、母親が脳腫瘍の手術を受けた。4月に母の兄が亡くなった頃から体調を崩し、近所の(ヤブ)医者から「精神的ショックによる軽いうつ病」と診断され無意味なビタミン剤を処方されていたが回復せず、夏の間は猛暑のせいにされ、9月にたまたま受けた市の脳ドックで思いもせぬ病名を告げられたのだった。腫瘍は良性ながら大きさと場所(脳幹を圧迫している)が問題で脳ドックを受けた病院では手が負えず(「救急病棟24時」とかで放送された病院なのだが)、都内の某大学病院に紹介状を書いてもらったが、やはり事態は深刻で、「今手術しなければ死ぬ、全摘出は無理、部分摘出で10年もてば御の字(長いか短いか微妙…)、ただし後遺症が残る可能性大」という診断により手術同意書にサインした。手術当日は会社を休み立ち会った。 朝8時に母は手術室へ向かい、後はひたすら待つのみ、長かった。。。 ICUで眠りについている母に会ったのは夜8時過ぎだった。「手術は予定通りに行きました」 主治医からの説明に家族一同ホッと胸をなでおろしたのだが、それからが本当の闘いであった。脳の髄液漏れがあり激しい頭痛を起こしているのだ。 点滴はとれたが食事は出来ず鼻から栄養剤を注入される痛々しい姿を見ると、当分絶対安静が必要と思われるのだが、週明けからは本格的リハビリを開始するとのこと。今後の成り行きがどうなるかは分からない。 当初は母が元気に退院するまでブログも新たなガーデニングも一切やらないつもりだった。 しかし、このままだと私自身も肉体的・精神的に異常になりそうなので、気分転換も兼ねて少しだけガーデニングとブログを再開しようと思う。               5月に植え替えしていた斑入りのツワブキが開花した。鉢を2サイズダウンした効果があったか、以前よりコンパクトに株がまとまった。庭に親父が放置している大文字草の鉢植えも開花した。我が親父のいい加減な言動は今まで散々ブログで書き記してきたが、母が闘病に入ってから親父も少し変った気がする。 そして私自身、親父に対して寛大な目で見れるようになった。 これほど極限状態に追い込まれて初めて家族の絆に気付くのも人間の悲しい性(さが)である。。。 

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