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櫻井一雄 Official Web Site

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070714BWB!櫻井、TANNY、テツナリ

2007年7月14日(土)。

私の父が倒れたのが6月9日。
すでにその時点で、この日のライブは予定済みであった。

残念ながら・・・・

いくつかの出演は辞退させていただかざるえなかった。

ただミュージシャンとしての櫻井一雄が
この苦しい佳境のなか、行き場を失い蠢いていた。

唄う。ということで
今まで何とか乗り越えてきたし、
手繰り寄せてきたものもあるかもしれない。

私のなかの信号が・・・・

キャンセルという行動に赤信号を灯した・・・・

「よし!唄ってみよう。」

覚悟を決めた。

但し、状況がなかなか許さなかった。

まだ父は命の危ない状況が続いていた・・・・
ギリギリまで様子を見てのスタートフラッグ。

今回、私の我が侭を黙って聞いて
応援してくれたTANNY氏とテツナリ氏に
まずは心からお礼を申し上げたい。

そして競演いただいたお二方に
敬意を表してギター弾き語りの夜・・・
私が第一番手を引き受けさせていただきました。

櫻井8

いよいよ舞台が始まります。

櫻井7

ステージが始まる瞬間・・・・
私の胸の中にはたくさんの想いが駆け巡りました。

櫻井6

ほぼ一ヶ月。
とても唄える状況では無かった。

父が倒れてから副作用で「鬱」に落とされる抗がん剤を
自らの意思で辞めた。

その方法しかなかった。

今でもそう思う。間違った選択ではなかった。

ただマイクに向かって自分の声に驚く・・・

制御が難しい。ホルモン剤が身体に与えるセンシティブな影響・・・

櫻井5

櫻井4

櫻井3

強力な助っ人!レイン片岡氏に救われた感あり。

必死で自分の声とブレスをモニターしようとする私に
レイン片岡氏のパフォーマンスは訴えかける。

「あの大海原へ・・・漕ぎ出した者だけが・・・」

120%が磨きあう「熱風」のパフォーマンス!

櫻井2

櫻井1

いつも順風満帆なわけではない。

まして向かい風や嵐の時にでも・・・・

あえて攻めなくちゃいけない時もある。

そういう時こそ自らを鼓舞し舞い上がる・・・・

唄うということ。


タニー5

二番手はTANNY。

心を据えたソロステージ。


タニー4

彼が「想い」で動いていることを・・・

私は知っている。

言葉以上に彼は優しく繊細な人だ。

タニー3

遠く何を見るのか・・・・

失ったものか・・・それとも・・・


タニー2

一曲、櫻井一雄とのジョイント。
TANNYの唄に櫻井ギターが音を添える・・・

タニー1

弾き語り・・・

武器はギターと己の声。

TANNYのステージは熱く
想いあふれるステージで幕を閉じました。



テツナリ6

3番手はシンガーテツナリ。

彼の歌は心を奮わせる・・・・


テツナリ5

自らに厳しく己を磨き続けるゆえに・・・
力強く繊細な表現を身につけた・・・・

噛み締めるように
そして解き放つパッション。


テツナリ4

テツナリ3

テツナリ2

彼の唄は・・・・

自身の向き合いであると同時に
「語りかけ」であり「祈り」のように私には思える。

大きな大きな海原のような
そんな心を持つ男。テツナリ・・・

テツナリ1

それぞれが自分の持つ力を出し尽くした
良いコンサートになりました。

思わず3人とも笑みがこぼれます。

ミュージシャンとしては至福の瞬間。

実は関西直撃といわれた台風も
ライブの間に進路を変えて・・・
避けていってくれました。
(気合い勝ち??)

台風直撃!というさなかに
たくさんの方々が応援に会場まで
足を運んでくださいました。

本当に感謝しています。

また沢山の方々に・・・・
特に今回のステージは後押ししていただいて
なんとか唄うことが出来ました。

本当にありがとう。





サブ画像

この場所は居場所としては
    窮屈で落ち着かない・・・・

しかし情熱を傾けるには
    こんな魅力的な場所は他にはないのだ。








BWBの店内。

「BWBの地図」

 お問い合わせ先:ライブバーBWB 
   大阪市生野区生野東2-1-21  TEL 06-6741-6838








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