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照千一隅(保守の精神)

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「照千一隅(しょうせんいちぐう)」(一隅を守り、千里を照らす)は伝教大師・最澄の言葉。本を読み、考えたことをこのブログに書いて参ります。ご意見、ご感想など御座いましたら是非お寄せください。

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2017.06.26
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カテゴリ:時事問題
《自民党の河村建夫元官房長官は22日、秘書への暴力行為などが報じられた豊田真由子衆院議員(埼玉4区)について「かわいそうだ。男性の衆院議員なら、あんなのはいっぱいいる。気持ちは分かる」と述べ、擁護した。官邸で記者団に述べた。暴力行為を容認するかのような発言として批判を浴びる可能性がある》(産経ニュース2017.6.22 20:52)

 <気持ちは分かる>という河村氏の気持ちも分からないでもない。が、果たしてこのタイミングでこのようなことを口にしてよいものか。謝るべきは謝る、それが真摯な対応というものだ。それを<男性の衆院議員なら、あんなのはいっぱいいる>などと擁護するのは問題の火に油を注ぐようなものである。

《河村氏は、豊田氏の政策秘書だった男性が暴力行為を受けた場面の音声を録音していたとされることについて問題視。「録音して(週刊誌に)持ち込むなんてあり得ない。いくらパワハラがあったとしても、選挙をやる者なら怒る」と語った》(同)

 これはその通りであろうと思われる。議員にとって政策秘書は最も近しくて信頼を置く「身内」である。その「身内」であるからあのような発言となったとも考えられる。

 パワハラの一部始終を録音して週刊誌に持ち込むなどというのは政策秘書のやることではない。勿論、私はパワハラを容認しているわけではない。が、今回の場合、問題の端緒は政策秘書自身の失策にあり、これを聞いた議員がパワハラ行為に及ぶであろうことを予測して録音の準備をするなどというのは余りにも段取りが良すぎやしないか。つまり、わざととんでもないミスをして週刊誌ネタを作った可能性すら否定できないということである。

 話は変わって、

《6月24日、新潟で開かれた麻生派議員の会合で講演した麻生副総理。発言を報じた共同通信によると、豊田議員について、「学歴だけ見たら一点の非もつけようのないほど立派だったけど。あれ女性ですよ女性」と述べたという》(BuzzFeed Japan:6/25(日) 13:58配信)

 当然クレームの嵐である。

《フェミニズムを専門とする東京大学の清水晶子准教授はツイッターで「ありえない性差別発言」と指摘。

国際政治学者の三浦瑠麗氏は「変な候補者を選んでおいて、女性一般の問題にするのは勘弁してほしい」。自民党に「カウンセリング室が必要」との痛烈な批判を繰り広げた。

著述家の菅野完さんは「セクハラ発言でしかなくて、ど真ん中の失言」と述べた》
(同)


 私は麻生氏の発言はごく一般的なものだと思う。勿論、時代の先端を行く先生方には気に入らないであろうが、女性はもっとおしとやかであるべきだというのは日本人の多くが共有する感情であろうと思われる。

 勿論、このような発言をすれば叩かれるであろうことは分かり切ったことであるという点で麻生氏は軽率であったことは否めない。が、豊田女史を「じゃじゃ馬」のように思った人は多かったのではなかったか。





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Last updated  2017.06.26 22:00:03
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