テーマ:活き活き健康講座(4120)
カテゴリ:遊行期を生きる
今朝の日の出 5時24分 起きたのは6時過ぎ 光る海 海は涙の 貯金箱
川は涙の 通り道 栓をしたとて 誰かがこぼす ぐちとため息・・・・・ 泣いて 泣いてたまるかヨ 骨にしむ 「動」の遊行期がおもしろい 古代のインド聖人は四つの時期に区切りました 四住期 「学住期」 生まれてきた命が、学び成長する時期です。ありあまるパワーが外に向かい、大切な人生の人生の土台をつくります。複雑で難しい時期でもあります。ときには内に向かいすぎ、自分を壊してしまうこともある危険な時期です。 「家住期」 学んだ土台をステップにして、成熟していく過程です。この時期に家族をつくり、家をつくる。人によっては会社、組織をつくり、リアルな世界に根を張ります。 「遊行期」は死の準備の時期、人生の締めくくりの時期ともいわれています。 でも、僕の「遊行期」のとらえ方は少し違います。「人生の問題」から解放されて、自分に正直に、肩の力を抜いて、しがらみから離れて生きていく大切な時期だと考えます。この時期こそ好きに生きていいのです。「静」ではなく「動」を感じます。「遊行」を意識すると、外にはじけていくパワーが生まれてくるのです。 「遊行」とは、人によっては、解脱、煩悩から自由になることを目標にする時期だといいます。でも僕は字の通り「遊び、行く」と考え、フラフラしていてもいいと考えています。この時期こそ、自分の好きな仕事や、やりたいことをするときでもあるのです。「遊行」を死に向かうための厳かな時期と考えず、野垂れ死にしてもいいほどに自由になれる時期と考えると人生がおもしろくなります。人生が楽になります。 「遊行」とは、一人の人間が子どもの頃のような、自由な心で生きること。先入観などにとらわれず、こだわりなど捨てて、“遊び”を意識するのです。さまざまな殻を打ち破って、生命のもっと根っこの部分で世界を生きるのです。 野垂れ死にするほど自由に生きていい 僕は「学住期はこうだ」とか「遊行期」はこうだとか、決めつけるのは固苦しくて嫌いです。本当にこんなふうに、生き方がワクにはまって変化していくんだろうかと、疑問をもっています。古代インド人の聖人にイチャモンをつけたい気分です。 「人間という秘密」にかぶりついて、迷いながら生きてきた自分としては、こんなに簡単に区分けされてたまるか!と思っています。 僕は学住期に林住期で考えるような、「生きるってなんなんだろう?」なんてことを考え続けていました。家住期のときだって「どうしたらもっと自由になれるか?」と絶対自由な「遊行」に憧れていました。 人生を「四住期」にピタリと分けると、生きる魅力は失われてしまうのです。 「学住期」の若者が遊行を意識して、「死を恐れず」夢中に生きるとおもしろい。 「家住期」の働き盛りの人が死ぬ気で新しい仕事を楽しめば、ビジネスも夢も達成できる。人はうまくできています。 「林住期」なんて“なんでもあり”のはずなのに、森や林に隠遁しながら、いろいろ考えるだけなんて、なんだか、くだらないなと思いました。 いろいろな生き方をする人がいてもいいと思っています。みんなカタすぎる。 だから、「遊行期」の人も達観なんかしないで、人間臭くドロドロとした遊行をすればいいのです。若者からおとしよりまで、女も男も「遊行」を意識してみたらどうかと考えてきました。すべての世代に「遊行」の意識をもって生きることをすすめます。 毎日忙しい、経済的な問題がある。病気や障害を抱えている・・・・・。だから「遊行」なんてできない、と思われるかもしれません。でも、安心してください。「遊行」は全然難しいことではありません。 むしろ、苦しみの中にいる人が、「遊行」を意識し、生きることで、苦しみから解放され、人生を大逆転することだってできるのです。 僕自信、70歳を前に苦しんでいます。「贅沢だ」と避難されるかもしれない。でも、自分では、心の奥でももがいているのです。 これまでの自分は、本当に自分自身を生きてきたのだろうか。子どもの頃は、親や周囲の大人の期待に、そして大人になってからも同僚や患者さんのために、“いい子”や“いいカマタ”を演じて、無意識のうちに無理をしてきたのではないか・・・・・。 このまま老い、死んでいくときに後悔してしまうのではないか・・・・・。ここ数年、そんな悩みがしこりのように心の奥に生まれていました。 そこに一筋の光のように、「遊行」という言葉、考え方が浮かんできたのです。生きるのがグッと楽になりました。 昨日は天気が悪く、からだは不調。女先生とデートした後は家でゆっくり休養しました。 気が弱いので、血を吐くとおたおたする気弱な人間。 遊行期の生き方この本から学びたいと思います。 そのためにじっくり読んで、ためになる部分を書き写して勉強します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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