週刊朝日連載114 がんばらないけどあきらめない
毎年32万人が、がんでなくなっています。死亡原因の第1位です。 がんは60%が治るようになったと言われています。しかしがん患者にしてみれば、治らない40%が気になるのです。だから再発がんが治ったとか、進行ガンが治ったとか、ウソだと思いながらも心が動いてしまうのですカマタは今回厚生労働省のがんの代替医療に関する研究班の一員である四国がんセンターの住吉義光先生にお会いして話を聞きました。週刊朝日連載114 がんばらないけどあきらめない鎌田實サプリメントは本当に効くのか 調査によると、日本では1.3兆円のサプリメントは売られているという。ビックリである。 補完代替医療を行っている人は、一月に平均5万7千円も使っている。毎月である。 補完代替医療とは手術や放射線、化学療法などの医療として認められたもの以外の治療法であるがん患者の44パーセント近くの患者さんが補完代替医療を利用しているという驚くべき調査結果も出ている。 しかもその60パーセントの患者さんが主治医に内緒で使っているという医師達は概ね、補完代替医療は効かないと思い込んでいる。もちろん医師から奨めることはほとんどない。 医師との良好関係を保っていくためには、補完代替医療については黙っている方が無難だと多くの患者さんが思っているのだ。 その結果闇から闇へ、毎年3兆円のお金が補完代替医療に使われていると思うと、医療を受ける側にとっても、医療を提供する側にとっても、不幸なことだと感じた補完代替医療は医師に相談して お金に無理してまで、効かないことに何百万円も投資するのはどうかと思う。お金に余裕があって、効かなくてもいいんだと割り切って使う人は、副作用がないかどうかだけ、補完代替医療に詳しい先生にきちんときちんと相談するのが賢い患者の第一歩かもしれない。 ガンが再発すると、もう助からないと見放してしまう。今の医療。そのために、がん患者さんは内緒でサプリメントなどに走っている。悲しい実態である。 医師と患者が補完代替医療についてもう少しオープンな話し合いができたらいいなと思った。私の店でも、ノニやフコダインなど一月に何万円もするサプリメントを買いに来るお客さんがいます。 がん患者は藁にもすがる思いで治りたいと思っているのです。がんを経験した私としてはその人達の気持ちが痛いほどわかります。2兆~3兆円も国民のお金が補完代替医療に使われているのだとすれば,国ももう少しお金を増額して、たくさん使われている健康食品に関してだけでも、効くか効かないかの研究をし、それを発表したらいいのではないかな?店に健康のために薬やサプリを買いに来るお客さんに対してはまずは空腹の時に歩くことを奨めています昨日の徒歩数 13763歩消費カロリー 320.3キロカロリー今朝の体重 57.8キロ体脂肪率 16.3パーセント今月のテーマ感謝の気持ちとおもてなしの心を持ってがんばらないけどあきらめないで首の痛みとりに挑戦感謝の気持ちとおもてなしの心を持つことはお金のかからない一人で出来る健康法。副交感神経が優位になって免疫力がアップします