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無理をしない

親子といえども、違う人間です。性別が違う、性格が違うなどはどこの家でもあることですが、親が健常者で子どもが障害児、またその逆もありえます。

子どもの障害を受容できない、愛せないと悩む方の話を耳にしますが、人一人丸ごと受けいれることは、なかなか出来ないことだと思います。特に欠点を受け入れることは、特に難しいことだと思います。

自閉症・知的障害等のお子さんをお持ちの方で、お子さんの問題行動が受け入れられない方、どうか無理はしないでください。「子どもは好きだけど、ここはどうしてもいやだ」「愛情はあるけれど、手がかかるからいらいらする」それでいいのではないでしょうか。子どもの障害がどうしても納得できない、障害がなければいいのにと思う、それもまた自然な感情です。

「障害がある子を愛せない」のではなく「愛しているけれど障害の部分は嫌い」というのが多くの人の感情ではないでしょうか。

障害児に越えられない限界があるように、私たち親にも同じように限界があります。できないことはできないままで、嫌いなことは嫌いなままでもいいのではないでしょうか。

自分にせよ他人にせよ我が子にせよ、無理に何かをかえようとすると、あとの負担が大きいような気がします。



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