国民年金っていくらぐらい貰えるのか調べたよ
子供の頃から将来が不安、とか、年金制度は崩壊する、とか思い続けてきた人けっこういると思うんだけど、実際に年金額調べたことある?私はあります。なかなかの絶望感なので、将来が不安な人は早めに知っておいたほうがいいよ。国民年金給付額(月額)結論から言うね。前提・国民年金のみ・保険料は満額納付・一人暮らし・65歳から受給・前年の収入は0円としてもらえる年金は60,000円/月くらいです!年金定期便の数字は手取り額ではない現在の年金額は日本年金機構のホームページで見ることができます。平成31年4月からの年金額は、保険料を満額480ヶ月納めている場合、780,100円となっています。これは年額なので、単純に12ヶ月で割ると、月額は約65,000円となります。実はこれ、手取りじゃないんですよね。ここから社会保険料および税金が天引きされます。徴収される項目は下記・国民健康保険料(ざっくり4万円/年)・介護保険料(ざっくり2.5万円/年)・住民税(前年の収入が155万円以下なら非課税)・所得税(収入が120万円以下なら非課税)保険料は個人、税金は世帯にかかるけど、この試算では一人暮らしなのであんまり関係ない。 780,000ー65,000=715,000円/年 715,000/12=59,583円/月なお、これは国民年金保険料を満額納めた場合なので、支払ってない期間がある場合は支給額が減ります。780,000/480=1,625円/月ずつ年額から減額されていきます。私の場合は、この間の学生納付特例を払わないことにしたので、1625×30ヶ月ぐらい=48,750円/年の減額になります。実際には、会社員をしていれば厚生年金もあるし、人によっては企業年金、個人年金保険、確定拠出年金などの備えも可能なので、もう少し収入は増えるかもしれない。でも収入が増えれば保険料や税金も増えるので、収入が増えただけ手取りが増えるわけにはいかない。あと、実際に私が年金をもらうのは今から約30年後なわけで、30年後に年金制度が存在しているかどうかは怪しいところだと思ってるんだよね。それに、どっかで最も悲観的な想定年金額は現在の6割程度と予想されていた。現在の6割っていうと470,000円/年くらい。40,000円/月くらい。こうなるともう、持ち家でも生活できない水準だよね。保険料、税金の算出のしかたは、「居住している市町村+各保険料・税金」検索すれば出てくるよ。いちおう参考にしたページをリンクしておきます。新宿区「保険料の計算方法について」新宿区「介護保険料の決まり方」新宿区「住民税について」国税庁「暮らしの税情報」絶望を直視して備えよう「不安の正体は未知である」っていうのが持論なので、なんかやだな、とか怖いな、ってことはどこかのタイミングで一度は調べてみることにしている。韓国語とかイスラム教とか。年金に関しては、なんとなくある絶望感から根拠のある絶望になっただけなので予想通りっちゃ予想通りだよね。夢も希望もねえ。まあ、早い段階で現実を把握することは後の計画に有用です。幸いにも老後まではまだ時間があります。最悪を想定して来たる将来に備えましょう。