|
|
|
2018.05.26
テーマ：最近観た映画。(38849)
カテゴリ：映画鑑賞
第二次世界大戦（太平洋戦争）の末期、沖縄戦が舞台の作品を鑑賞しました
  アメリカ･ヴァージニア州で生まれ育ったデズモンド･ドス。 父が第一次世界大戦で心を病み酒に溺れたため不遇な家庭に育ちますが、敬虔なクリスチャンの母の影響もあり、「汝殺すなかれ」という言葉を心に深く刻みながら青年になります。 そして偶然事故に遭遇し病院に行くことになった彼は、ソコで看護婦のドロシーに一目ぼれし、尚且つ人の命を助けることに目覚めてしまいます  時代は第二次世界大戦…兄も周りの友人たちも次々と出征する中、デズモントは人を殺めず国にも尽くすことができる、武器を持たずに戦場に出る衛生兵になることを志し陸軍に志願します  ところが彼の信念は軍隊では通じず、抜き貫こうとすればするほど上官や同僚たちから疎まれ…ついには軍法会議にかけられることになります  自身の信念を曲げれば除隊で済みますが曲げない彼の投獄は決定的…ソコに頑なに息子の志願に反対した父が現れ、その尽力でデズモンドは銃を持たない衛生兵として戦場に立つことを許されます  …ここまではいわば話の導入、沖縄の最前線に配属されたドズたちの歩兵師団は強固な抵抗を続ける日本兵を前に想像を絶する苦境に立たされますってのが作品の後半です  ポスターにも書いてあります通りコノ作品は実話。 主人公は砲弾と銃弾、そして敵だらけの中たった一人で戦場に留まり７５人もの負傷兵を助け出し自らも します  後半の戦場のリアル描写（特に負傷兵の描き方）がダメな人（特に女性  ）がいるかもですが、これはリアルに描けば描くほど主人公の成しえたこと凄さが強調されるので仕方ないですね。主演はアンドリュー・ガーフィールド、世俗にまみれていない見てくれといい彼は適役だったのではないかと個人的には思います  他には父役でヒューゴ・ウィーヴィングが、兵士役でヴィンス・ボーンにサム・ワーシントンにリチャード・ロクスバーグと殆ど男子ですが、テリーサ・パーマーが紅一点、デズモンドの妻役で登場します。 そして監督はメル・ギブソン…彼はパートナーへのＤＶに飲酒とやらやらかした時期がありまして（ＤＶの音声テープを聞いたときは引いたわっ  ）低迷しました 「エクスペンダブルス３」の悪役での復活は置いときまして、数年パッとした作品がなかったよーな気がします  そーゆー意味ではコノ作品で監督業とはいえ（やっぱメルの本業は役者でしょ  ）素晴らしいモノを作り上げた彼は、映画人として復帰できたと思ってもイイかもです次作は是非、役者…それも主演でスクリーンで名前を見たいものです 
お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2018.06.13 00:04:42
コメント(0) | コメントを書く
[映画鑑賞] カテゴリの最新記事
|
