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カテゴリ:映画鑑賞
シルベスター・スタローン主演の1997年の公開作品
ポスター上のキャッチコピーは、全くもって間違っておりますが、個人的にスタローンの主演作の中でカナリの評価をしております まぁキャッチコピーは興行上のアオリですんでしょーがないかな 久しぶりに放送されましたので、鑑賞いたします 作品の舞台はハドソン川を挟んでニューヨーク州の反対、ニュージャージー州のギャリソン郡の町(架空の町) ニューヨーク市警の警官が数多く居住する治安の良い静かな地域です。 しかしココで大事件が発生してしまいます 将来有望の警官マレー・バビッチが、ギャリソン郡の自宅へ車で戻る途中、当て逃げにあいます マレーは車両を追跡しますが、助手席の黒人がライフルのようなものをマレーへ向け、その直後に車のタイヤがパンクしたため銃撃された思い発砲、2台はハドソン川にかかる橋の真ん中で衝突してしまいます ソコに警察と消防が駆けつけ…当て逃げの車の2人は銃撃で死亡、車からは銃ではなくハンドルロックが見つかります ここでマレーの発砲をもみ消そうと警官たちが未登録の銃を車に忍ばせますが、救急隊がこれに反抗、もみ合いになる中…気づくとマレーがいません。 マレーが飛び込んだと思われる不気味なまでに静かで暗い川面が映りまして…事件は思いもよらぬ方向へと発展していきます 作品の主人公はギャリソン郡で保安官を務めるフレディ・ヘフリン、ニューヨーク市警で働くことを希望していましたが、若い頃の事故で左耳の聴力を失い保安官の職に甘んじており、覇気のない生活を送っています そしてギャリソン郡に住む多くの警官たちを束ねるのは、ニューヨーク市警37分署のレイ・ドンラン、警察王国コップランドとまで呼ばれる警察官の町を作り上げます🏙 で、あと一人重要な登場人物がニューヨーク市警の内務調査部のモー・ティルデン、レイとはアカデミー時代の級友ですが仲が良くありません。 さてココで問題です、スタローンは一体どの役を演じたでしょーかってコトで正解はモチロン、主人公のフレディなんですが…登場人物中で一番さえないのが彼なんです 今作のスタローンが演じるのは、劇中でも出ますがお腹出っぷりで仕事もテキトー、お酒大好きなダメキャラです そのフレディが、警官の汚職や殺人に気づき、後半から急にカッコ良くなっていきます 不器用ながらも悪を許さない姿勢のフレディ、コレがクライマックスでとんでもないコノになってしまいます…っといっても、スタローンは劇中で4発ぐらいしか発砲してません(でも4人ぐらいは殺ったかな) なのでアクション的には派手さゼロなんですが、スタローン的には珍しい社会派を取り扱った作品ってコトで超イイのであります 登場の役者さんは、ロバート・デ・ニーロ、ハーヴェイ・カイテル、レイ・リオッタ、ロバート・パトリック(なんだコノ贅沢な役者たちは)、マイケル・ラパポート、ノア・エメリッヒらの俳優さんたちも出てあり凄いの一言 シルベスター・スタローンにしては珍しいジャンルの作品ってコトでお薦め、尚且つマッチョなスタローンの、役作りとは中年太りなお腹周りまで拝める貴重な作品でもあります 観ていない方は是非なのであります お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.05.22 11:39:49
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