2024/04/29(月)13:52
「ドリヴン」を観た(6.4.14)
昨日に続きカーレース映画を観ました
観戦者9億人、最高時速400キロ、レース回数20、チャンピオンの座は1つ…お話はF1インディ
とにかくフォーミュラカーで競うレースが舞台の作品です
昨年度の年間チャンピオン、ボー・ブランデンバーグは今シーズンも序盤から優勝を重ねておりました🏆🏆🏆
ところが無名の新人ジミー・ブライの快進撃で状況が一転します
ボーはジミーにシリーズのポイントで並ばれ、不調を囁かれるようになります
しかしソレは一気にレース界のスターとなったジミーも同じ
5レースに勝ち年間チャンピオンも見えてきたジミーは、周囲の期待による重圧や実兄デミルの儲け主義のマネージメントで参ってしまい、精彩を欠くドライビングになってしまします
コレを憂いたチームオーナーのカール・ヘンリーは、かつて自分が現役レーサーだった時代のライバルで、頂点からどん底までを知るジョゼフ(=ジョー)・タントに連絡を取ります
既に引退していたジョーですが…ジミーが勝てるようサポートしながらレースのイロハを教え込む指南役を依頼され、チームのセカンド・ドライバーとして復帰します。
果たして年間チャンピオンの行方はってコトでお話は進んでまいります
2001年公開、改めて観た今作でしたが、シルベスター・スタローン主演の作品にもかかわらず、彼が演じたジョー・タントはセカンドというか助演ぐらいの静かで控えめなキャラクターです
しかしワタクシ的にはコノの立ち位置が嫌いではなく…ベテランの域になったスタローンが、アクションに頼らない渋めの演技で臨んだ秀作だと思った1本です
スタローンは「ロッキー5/最後のドラマ」ぐらいからこーゆー役柄をちょいちょいやっていたような気がします。
今作が興行的に成功したかはわかりませんが(カナリ金がかかていると思われ)…その後の「クリード チャンプを継ぐ男」に繋がったのかなっと思ってしましました
ただスタローンの体つきはレーシングドライバーには似つかわしくありません
レースにおいて重さはハンディ以外の何物でもなく…昔から作品ごとに肉体改造していたスタローンにしてはイカンやったですな
役者さんはエンドクレジット順(一人飛ばしますが😅)、ジミー役のキップ・パルデュー、ボー役のティル・シュワイガー等々…そしてなによりスタローンのネームバリューか、インディやF1で活躍する本物のドライバーたちが出演しております
字幕で出た方でもマイケル・アンドレッティにクリスチャン・フィッティパルディ、ダリオ・フランキッティにケニー・ブラック、ファン・パブロ・モントーヤの超有名なレーシングドライバーが登場、エンドロールにはジャン・アレジ、ジミー・バッサーの名前が出てます(気づかなかった)
凄いですねー
そして2番目にクレジットされた、ジョーを招へいしたチームオーナーのカール・ヘンリーをバート・レイノルズが演じておりま👨
レイノルズはコメディタッチな映画に出演する俳優さんってイメージでしたが、今作の彼は強面のキャラを演じてまして超びっくり
劇中ではスタローンとレイノルズが2人で写った写真が出てきまて、あれは本物ソレとも劇中でも取り入れられいたCG画像なのかと個人的にざわついてました
いずれにしましてもオールドファンのワタクシには涙物の1枚
バート・レイノルズは亡くなられましたので、彼のお姿を久しぶりに見れたのもうれしい限りでしたとさ