2009/02/15(日)10:06
患者の会に出る
今日、一年前から会員になっている、
子宮筋腫・子宮内膜症の人達の自助グループの対話の会に
なんと、初めて出た。
いままで、何度か出てみようと思ったものの、
送られてくる会報にすら目を通さず、
ずっと「避けてた」
そう。
避けていました。
自分の病気は自分でやるから
余計なことを聞きたくない
余計なことを言われたくない
そんな気持ちがどっかにあったと思う。
でも、年明け、新しい薬のディノゲストを初めて、自分の体調をさらに整え始めてみて、ようやく出る気になった。
もちろん足取りは重い。。。
とはいえ、始まってみると、、最初自分の中に感じていた壁がどんどん低くなるのを感じた。
メンバーの方々は色々いて、ほとんどが子宮筋腫の方なので、内膜症は5名の対話となった。
時代背景によって治療の仕方が異なり、様々な人がいるなぁと思った。
メンバーのひとりで、自助グループのスタッフでもある人が
「私はこの会にでて、病気のことだけじゃなく、人生を学ばせてもらってるわ」と言っていたのが印象的だった。
そして、私の番。
これまでの経緯を話す。
これからどうしていきたいかを話す。
メンバーが率直な意見をいう。
「子どもはどうするの?」「どうしたいの?」
毎度ドクターに言われるところだ。
今回も、ぐっとなる。
「今はほしいと思いいません」
「ほしいと思わないときはいいのよ。でもそれを過ぎるのまた気持ちも変わるわ」
という人もいれば
「今のその選択を尊重しようという気持ちが大事」
という人もいる。
ちょっと前のわたしなら
「私の選択を尊重してほしい。余計なことは言わないで」と思ってここで気持ちが、へこんでただろう。
今は違う
そうだ。人それぞれだ。みんなが通る道もあれば、通らない道もある。
その道を作るのは私。
そう強く思えた。
なんだろう、、、まだ一回しか出ていないから、本当になんともいえないけど、ただひとつ
私はいままで、よーーーくやってきたなぁ。ということ。
身体に悪いこと、いいこと。どっちもバランスよくやってた(笑)
内膜症になってから、内膜症についてよく勉強したし、知ろうとした。
気持ちはへこむが、私なりに向き合ってきたなぁと。
それがひとつ確認できたのは大きかった。
また、この自助グループがストックしている医学情報(医学研究雑誌)が面白かった。
普段、内膜症の薬や症状や手術に関する医学専門記事を目にすることはない。
今日、自分の関心のあるところをコピーさせてもらって、熟読した。
医学専門記事。。。普段なら到底手が出ない代物。
でもさすがに自分のことだけあって、どんどん読める。
新薬の情報もようやく手に入れることができた。
知ること。大事だ。
そして自分の気持ちを知ること。とても大事
さらに大事なのは自分の身体の声をきくこと。
これからも細々と出てみて、今度は、みんなに聞いてみようと思う。
あなたが病気になって“得た”ものはなんですか?
って。
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