金熊 銀熊 十九 Goldener Bar Silberner Bar
今年の「熊なな」は中身が2種類・外見が8種類合計16種類!金のクマと銀のクマ。当然中身違います尾澤酒造さんのお酒については、あんまりスペックについては語りたくないんだけど、このお酒はしょうがないね。この2本のお酒たちの共通項は、同じ長野県の蔵元さん真澄さんが生んだ伝統の7号酵母と麹米に美山錦。そしてもちろん同じ人が醸します。差は掛米。酒造りで肝は麹米と言われていますが、蒸しただけの掛米こそ、米の品種による差が出るんではないか、との仮説を立てて仕込んだみたい。金熊の 十九 Goldener Bar は「しらかば錦」が掛米銀熊の 十九 Silberner Bar は「ひとごこち」が掛米スペックでの差はそれだけ。では味はいは?美味いです。だけじゃ怒られますね。どちらもグラスからの立ち香はひかえめ。微妙な差はこの先、金熊は、口の中で白桃のような香りが縦横に広がります。銀熊は、この桃が少しだけ幼い。もうちょい甘味が生まれたら最高かも。でもでも、2種類飲んで、どちらか一方を別に飲んだら区別つくかっていうと、ほぼ無理ゲー。今、口の中は桃を食べた後みたいになってます。美味いです。よろしければセットでもどうぞ。