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カテゴリ:蔵元さん紹介 etc.
技術系の酒蔵さんと誉高い、高知の文佳人さんとお付合いが始まって五年になります。
美味しいねと、到着したばかりのお酒を飲んでいた時にちょうどあの地震が起きました。 怖かったです。 その後の行動、記憶ははっきり覚えているものと、全く忘れてしまっているものとあります。 5月に入り、宮城塩竈から阿部勘の平塚杜氏がご家族で横浜にいらっしゃいました。 当時小学校低学年だった娘さんの気分転換の為にです。 横浜滞在の最終日だけ、平塚杜氏と飲みに出ました。 地震の話は避けつつ、お酒の話をした記憶があります。 その中で、一石屋の新しい仲間、文佳人の有澤さんの事もお伝えしました。 ちょっとマニアックな話になっちゃうので省きますが、酒造りの技巧について 「すっごいのがいるよ」と。 平塚さんは技術についての質問をメモし、僕に託してくれました。 その時はまだ、阿部勘の平塚杜氏と文佳人の有澤さんは繋がってはおらず、このメモを通じて繋がり今に至ります。 中間流通としての酒屋をやらせて頂いている中で、もっとも楽しい瞬間です。 生産者と消費者を繋ぐ事もとても大切な酒屋としての仕事でありますが、造り手どうし、飲み手どうしを繋ぐ事も出来るとても楽しい仕事をさせてもらっていると感じる瞬間です。 この事で、阿部勘さんが、また文佳人さんがより高次元のお酒を醸してくれるようになる事も嬉しいし、それを美味しいと言って飲んでくれる飲み手にも出会えると、これまた嬉しい。そして又新たな出会いがある。 ずーっとこのループがある。 3月11日に思いました。 文佳人 辛口純米おりがらみ生 昨夜到着致しました。 特注品です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016/03/11 11:00:29 AM
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