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カテゴリ:鳳凰美田 @栃木小山
昨夜の雨に続き、今朝は十分「秋」を感じさせてくれる風がありましたね。
ちょっと空模様がどんよりですが。 秋のお酒、ちょっとずつ入荷しておりましたが、今年の短い夏休みもまだ終わっていないところもあるので、店頭に並べるのを躊躇しております。 早く飲みたいという方にはお出ししますので、お声がけください。 先ずは例年通り鳳凰美田さんのご案内から。 鳳凰美田 冷卸 純米吟醸 山田錦 & 鳳凰美田 冷卸 純米吟醸 五百万石 鳳凰美田唯一のタンク貯蔵。でも向かう酒質へのこだわりからマイナスのサーマルタンク。 変わらず華やかで捌けがいいです。 今まで一升瓶しかなかったので諦めていた方へ朗報です。 今季より小瓶も展開! お求めやすくなりました。 ===================== いわゆるーひやおろしーに代表される 秋のお酒について 冷卸(ひやおろし)とは、字の如く 冷やで卸すことから付いた名称 伝統的に日本酒はしぼった後、加熱殺菌(火入)を行ない、出荷前にもう一度加熱殺菌を行ないます 通常のお酒とは違い、この2回の加熱殺菌のうち後半の加熱殺菌をぜずにそのまま出荷するお酒のこと 冷蔵庫の無い昔は、蔵内(昔の蔵は涼しかった)で貯蔵されていたお酒をそのまま出荷するので、冷たいまま卸すことから冷卸 秋の酒でよく使われる言葉に 秋あがり が有ります 秋になると味わいが向上する、そのまんまです 冬にしぼられたばかりのお酒もフレッシュで美味しいのですが、 昔からひと夏越えて、程よく熟成したものが特に珍重されました お酒って不思議で、時間と共に、しぼりたてには無い、柔らかさやふくらみの有る味わいが生まれてきます 秋になり涼しくなった外気温と蔵内の貯蔵酒の品温が同じくらいになった時が特に美味しいと伝えられていました 現在は多くの良心的な蔵元さんでは手間や場所は取りますが「瓶燗火入」「低温瓶貯蔵」の方式をとっていますので、昔でいうところの「ひやおろし」とは厳密には変わってきているところが多数有ります。 しかし、いずれにせよ「より美味しい状態で届けたい」という気持ちからとった処置であることは間違えありません。 季節を感じることの出来る日本酒ならではの楽しさであり奥深さですね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/08/23 12:23:01 PM
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