こわっぱ襲来!
残暑厳しすぎ!一石屋にはこんな暑さをものともしないコワッパどもがイッパイですひとりは小学生もうひとりは幼稚園生さらにひとりは新生児コワッパだらけですさらに街のコワッパ達もかなり自由に遊びに来ます大人達にカミナリ落されてもナンのその方丈記にあるかしこに小童あり 時々来りてあひとぶらふみたいにご老人が優雅に癒される小童(達)じゃアーリマセン戦いです!でやっぱり酒屋のブログなのでお酒の話瑞冠 こわっぱ 純米吟醸 ひやおろし 入荷!全国津々浦々に酒屋さんがあっても、こわっぱを大陳しているのは一石屋と山岡さんの蔵ぐらいかと…。山岡さんが育てた亀の尾で仕込まれています一石屋の定番であるこわっぱとは醸造年度が違います普段、山岡さんのことろのお酒は一年ぐらい熟成させてからの出荷が多くこのひやおろしは今酒造年度のものです。いつもよりフレッシュ!?広島より一石屋こども部隊への援軍として襲来したこわっぱ達ひとりずつ口の中に放り込んじゃってください!==================================================================いわゆるーひやおろしーに代表される秋のお酒について冷卸(ひやおろし)とは、字の如く冷やで卸すことから付いた名称伝統的に日本酒はしぼった後、加熱殺菌(火入)を行ない、出荷前にもう一度加熱殺菌を行ないます通常のお酒とは違い、この2回の加熱殺菌のうち後半の加熱殺菌をぜずにそのまま出荷するお酒のこと冷蔵庫の無い昔は、蔵内(昔の蔵は涼しかった)で貯蔵されていたお酒をそのまま出荷するので、冷たいまま卸すことから冷卸秋の酒でよく使われる言葉に秋あがりが有ります秋になると味わいが向上する、そのまんまです冬にしぼられたばかりのお酒もフレッシュで美味しいのですが、昔からひと夏越えて、程よく熟成したものが特に珍重されましたお酒って不思議で、時間と共に、しぼりたてには無い、柔らかさやふくらみの有る味わいが生まれてきます秋になり涼しくなった外気温と蔵内の貯蔵酒の品温が同じくらいになった時が特に美味しいと伝えられていました現在は多くの良心的な蔵元さんでは手間や場所は取りますが「瓶燗火入」「低温瓶貯蔵」の方式をとっていますので、昔でいうところの「ひやおろし」とは厳密には変わってきているところが多数有ります。しかし、いずれにせよ「より美味しい状態で届けたい」という気持ちからとった処置であることは間違えありません。季節を感じることの出来る日本酒ならではの楽しさであり奥深さですね====================================================================