こんな雨の日は、文化人飲みながら読書の秋がよろしいかと。
横浜は雨です。既に、秋の酒の会から一週間経ってしまいました。毎日イベントが多くて、一週間が超早いです。昨日は先月出会った千葉の酒蔵さんがふらりと遊びに来てくれました。早めに友酒家さんに一杯お付合い頂きました。すっかり忘れていたのですが、先週のチャーミングセールで飾り棚を買いました毎度の葉山家具さんで購入お店の入り口に置きました中から見るとこんな感じ一番奥に酔っぱらいのおじいちゃんを設置文佳人さんの秋あがりおいしいです。文佳人 リズール純米吟醸秋あがり文佳人 リズール特別純米秋あがりいつものお酒と同スペック。熟成の温度に差をつけてあります。が、流石有澤さん。元々のお酒も完成度が高く、このお酒も同じような着地点を見ます。すごい。もうひとつ新入荷ニュース特別限定品だと思われます。文佳人 純米大吟醸 一升瓶ver,ほんの少しだけ頂いております。ボリューミーで旨し!そうそう、先週の大吟醸の会にご出席された無い方の為に。前回は有澤さん、旦那さんが参加下さいました。今回は奥様がご参加。当日、台風の為、高知からの飛行機が始発から欠航!今年は有澤さん無理かな。と思っていたところ電話が。「飛行機欠航しちゃいました。トホホ。でとりあえず瀬戸内海を渡れたので、陸路で向かえると思います」高知から陸路!土佐の女性の強さ、是に在り!ちょっとした雨でも「休んじゃおっかなー」と企んでばかりの酒屋一石屋酒店はココ!あっ。チャーミングセール最終日、キタムラさんでビジネスバッグ残っているか見に行くの忘れてた!明日は渋谷ごちさんで三重錦の会==================================================================いわゆるーひやおろしーに代表される秋のお酒について冷卸(ひやおろし)とは、字の如く冷やで卸すことから付いた名称伝統的に日本酒はしぼった後、加熱殺菌(火入)を行ない、出荷前にもう一度加熱殺菌を行ないます通常のお酒とは違い、この2回の加熱殺菌のうち後半の加熱殺菌をぜずにそのまま出荷するお酒のこと冷蔵庫の無い昔は、蔵内(昔の蔵は涼しかった)で貯蔵されていたお酒をそのまま出荷するので、冷たいまま卸すことから冷卸秋の酒でよく使われる言葉に秋あがりが有ります秋になると味わいが向上する、そのまんまです冬にしぼられたばかりのお酒もフレッシュで美味しいのですが、昔からひと夏越えて、程よく熟成したものが特に珍重されましたお酒って不思議で、時間と共に、しぼりたてには無い、柔らかさやふくらみの有る味わいが生まれてきます秋になり涼しくなった外気温と蔵内の貯蔵酒の品温が同じくらいになった時が特に美味しいと伝えられていました現在は多くの良心的な蔵元さんでは手間や場所は取りますが「瓶燗火入」「低温瓶貯蔵」の方式をとっていますので、昔でいうところの「ひやおろし」とは厳密には変わってきているところが多数有ります。しかし、いずれにせよ「より美味しい状態で届けたい」という気持ちからとった処置であることは間違えありません。季節を感じることの出来る日本酒ならではの楽しさであり奥深さですね====================================================================