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カテゴリ:日記なるもの
毎年八月に読んでいる「ふたりのイーダ」 今年は六歳の息子に読み聞かせしてみた。 背表紙に小学中学年から、とあるのと、 私がこの本を初めて読んだのが小4の頃だというのを考えてもかなり早すぎの感はあるのだけど、 本人が興味をもったからにはタイミングに違いない。 難しい言葉や表現、知らない物の名前など山ほどあったであろうに、 彼はかなり集中して聞いていた。 寝る前に毎日少しずつ読んでいたが物語にどんどん引き込まれ、もっともっとと先をせがまれる日も多く、最終日は一気に四単元いった。 幼い妹を持つ身として、ゆう子のかわいさとゆう子に対する直樹の心情に親近感を持った様子。 読み初めてからすぐに椅子の台詞「イナイ、イナイ、ドコニモイナイ」も日常好んで使うように。 ちょっと驚いたのが、1945年8月6日という日付をばっちり覚えていたこと。 どこまで理解しているかはわからないけど、もう少し大きくなって自分で読んだときに本人の心で感じて欲しいので解説などはなし。質問もほとんどなかったのだけどね。 私としては、 音読、してよかった。 より深く味わえたように思う。 広島弁のイントネーションがまったくわからなかったので来年までに勉強しておこう(ほんとか?)。 ところどころ、胸がいっぱいで声が裏返りそうになった。 涙をこぼさないように読み進めるのが大変だった。 毎年読んでいるのに。 読後は毎年しばらくひきずる。 椅子を幸せにしてあげたい。あげたかった。 繰り返さないようにしなくちゃね。 読んだことないひとはぜひ、読むといい。 読んだことあるひともぜひ、読んでみて欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.08.29 21:38:40
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