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テーマ:ママの気持ち(578)
カテゴリ:ママ奮闘記
殺人ギョーザのニュースをうけて、実家の母からメール。
「なるべく手作りして、可愛い子供たちを守ってあげてね。」 考えてみれば、私が大学に入学するまで、家に電子レンジはありませんでした。 専業主婦で、家事が仕事のようなものでしたが、ほとんど毎日のべ10年間、私と弟にお弁当を作り続けた母。 我が家に遊びに来た時見た、冷凍食品で一杯の冷凍庫を思い出して心配になり、メールくれたに違いありません。 私自身が子供だった当時、全くと言っていい程、気づかなかった母の気遣い、愛情、今になって身にしみてわかってきました。 母の喜び、母の怒り、母の哀しみ、母の楽しみ、 全てがみんな私たち子供たちと共にあったように思います。 父は単身赴任でほとんど家におらず、日曜大工から弟のキャッチボールの相手まで、父親がわりの事を何でもやってのけた、小柄な母。 彼女を語るとき、一番はやはり料理です。 出前をほとんど取らなかった我が家は、母の愛情あふれたバラエティに富んだ料理で優しく包まれていました。 今、私も弟もほとんど病気をせず元気なのは、成長期にバランスの取れた食事をしていたから、だと思います。 母のメールを見て、うんそうだね。と思いました。 母親が、子供を守るのは、たかってくる蚊を追い払ったり、道を歩く時外側を歩いたり、することだけじゃないんだ。 ちゃんと食べさせて、強い体にしてあげることも、子供を守ると言う事になるんですね。 何とかして体を大きくして、強い弾を投げたり撃ったりしたいお姉ちゃんのために、我が家も出前や外食、及び出来合いを買うことが減りました。 今年から、ボクも幼稚園でお弁当が始まります。 冷凍ギョーザで死に掛ける時代。 もう、あと一歩踏ん張って、忙しくても手作りしてあげるように頑張るつもりです。 安心してね、お母さん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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