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2009年09月22日
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カテゴリ:映画
金子正次、主演及び脚本の映画「竜二」です。

「竜二」1983年作品 川島透監督
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あらすじ
主人公の花城竜二の名前「竜二」を題名にしたこの映画は、青春を過ぎようとしている新宿のやくざ竜二が、金と出世欲だけで動くやくざに、フッと疎ましいものを感じ、やくざ社会の落ちこぼれとして堅気の人間になっていくという、いわばやくざの内部から市民社会への「恐怖の一歩」を踏み出していく過程をリアルに描いた物語である。
ビデオパッケージより

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この映画の原作、脚本、主演をこなした金子正次さんは映画公開中に癌で亡くなられるわけですが、次回作として同様に主演を考えていた「チ・ン・ピ・ラ」もヒットし、当時大学生だった私は友人と見に行きました。

この映画はやはり、やくざである前半部分より、竜二がやくざ社会から足を洗い、堅気の生活をおくる後半の心の葛藤がとても切ない気持ちにさせ、一層のめり込ませます。

それは堅気の生活になれたある日。今では木造アパートに住んでいる竜二たち夫婦のもとにやくざだったときの舎弟、ひろし(北公次)が訪ねてきます。そこに居るひろしは昔の気弱なひろしではなく身なりもキメ、待たせていた若衆に一喝する貫禄もある男に変わっていました。竜二はそんなひろしを昔の自分に重ねます。一方、もうひとりの舎弟、ナオ(桜金造)は落ちぶれて死んだ竜二の兄弟分の女を面倒みながら惨めな暮らしをしています。それを素知らぬ顔をしているひろしに竜二は複雑な気持ちを抱きながら、ナオには今の自分のやりきれない惨めさを重ね合わせます。(これはあくまで私の想像ですが)
これを境に竜二の心は揺れ動いていきます。


本当の娘さんと共演しています。
20090922083748.jpg

そしてクライマックス。仕事からの帰り道、商店街で妻、まり子(永島暎子)の姿を見かけます。そして、その様子を見た途端、彼は背中を向けて去っていきます・・・。 
呆然とするまり子が悲しい。


そしてエンディングに流れる萩原健一さんの歌う「ララバイ」が映画の余韻を残します。

それでは次回

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最終更新日  2009年11月17日 00時18分48秒
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