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2009年09月30日
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カテゴリ:記事
1980年小学館より創刊の月刊誌「写楽」より気になる記事を紹介します。

1981年11月号です。
20090930012103.jpg
表紙はソフトバンクCMにて白戸家のお母さんを演じている樋口可南子さんです。

今回はこれから第2次世界大戦に突入していく時代におこなわれた美人コンテストのお話。
これは昭和7年7月号の「犯罪公論」という意味深な名前の雑誌に載っていたということです。
20090930011254.jpg

このコンテストのタイトルは「犯罪公論全肉体美ミス・ニッポン懸賞写真第三回発表」となっています。第三回ということはシリーズの企画で写真のみの審査だったようです。

選ばれたのは8人
20090930011850.jpg

日傘を差したポーズが多いです。
20090930011455.jpg
選考委員は谷崎潤一郎、佐藤春夫など文化人を起用

タイトルに「懸賞写真」とあるので賞品が気になります。

なんと一等は500円(当時)のダイヤモンド指輪だそうです。

そしてこのコンテストの趣旨は

「顔の美醜だけで美人を決定する時代は過ぎ去った。欧米のように全肉体の発達如何で決定すべきである。犯罪者も肉体の不均等な発達による場合が多い。」

わかったような わからないような

この雑誌の編集後記には前号(6月号)が発売禁止になったと書いています。
そして「言ひたいことの一切を蔵して、黙っている、言はない、じっと見る!!じっと見るのだ」という文が書かれていたとあります。


このことからも、翌年に国際連盟を脱退する微妙な社会情勢が見えてきます。
その後、戦争へと進んでいくわけですが、この雑誌はいったいどうなったのでしょうか?

それでは次回

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最終更新日  2009年11月06日 15時54分33秒
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