113591 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【お気に入りブログ登録】 【ログイン】

懐かし昭和回想録

PR

2009年11月26日
XML
カテゴリ:記事
以前から紹介している昭和にやってきた外来種生物。今回はリンゴガイです。
名前を聞いて、食用の貝を連想する名前ですがいったいどんな物でしょうか?

そうです食用の貝として養殖される為に入ってきたタニシです。別名ジャンボタニシと呼ばれています。
このタニシはもともと南米のラブラタ河原産のスクリミリンゴガイという種類のものだとされているが他にも何種類かの混じっていて、実際はリンゴガイと総称されているのが実態らしいです。

リンゴガイ画像
20091126111832.jpg

この生物が日本国内に入ってきた経緯ですが、実はわざわざこの生物を養殖する為に国内に持ち込んでいます。70年代当時、今まで盛んであったウナギの養殖が振るわなくなり、全国に空き池が目立つようになります。そこでウナギに変わる新しい食用の生き物を探していたところ、「和風仕立てに調理をすればアワビとサザエを足した様な味」「洋風仕立てにすればエスカルゴとそっくりな味」ということで、このリンゴガイに白羽の矢が立ったわけです。たしかに貝殻の形状、成貝で80mmほどの大きさになるというのでまさにエスカルゴという感じです。

しかし70年当時、やはり一般的にイメージが悪く期待ほど消費が伸びず、やがて池そのものが放置され、80年代には池から逃げ出し全国に拡がっていきます。現在であれば食に対する感覚も変わり、宣伝次第では十分商売になりそうだと思うのは私だけでしょうか?

食用として救世主になるはずであった、このリンゴガイ、野生化したそれらが、全国に拡がったことで、イネ、レンコンなど水田など泥が多い場所の作物を好む食性があるため、それらの被害が多く報告され、一気に害虫と化し1984年には植物防疫法で有害動物に指定されるという哀れな状態に成り下がってしまいました。

朝日新聞社の記事から、人間の身勝手から輸入され、今では邪魔者扱いされている哀れな外来種のお話でした。

この記事を読んで食べてみる?
(こちらは本当のエスカルゴです、100円数量限定)

高級フレンチレストランでしか出会えない最高峰の味♪ご自宅でワインと一緒にディナーを・・・...

それでは次回

ブログランキング 雑誌

TREview『雑誌』ブログランキング







最終更新日  2009年11月26日 15時03分02秒
コメント(0) | コメントを書く
[記事] カテゴリの最新記事

Copyright (c) 1997-2018 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.