なめ猫ブームの火付け役「いたずらトッポのおはなし」
今回紹介するのは桃園書房より発売されていた「いたずらトッポのおはなし」(当時1300円)です。これは、1980年代にブームとなった「なめ猫」と同じ、津田覚氏がプロデュースした本です。こちらはなめ猫とは違い、ストーリー仕立ての童話になっているので子供向きです。こんな感じで撮られています。とても可愛いと人気がでる一方で「仔猫にこんなことをさせるのはヒドイ!」という意見も当時はかなりありました。それに対してプロデューサーの津田氏は「ぼくたちがしたのは猫にピッタリとフィットする洋服や家具を作っただけ、あとは自然に遊ばせておくと、一瞬の間、こんな格好をするもんなんです。猫だって、人間を同じで、無理矢理ポーズをとらせたりすると、やっぱり表情が固くなりますからね。こんなかわいい、自然な表情はでませんよ」と反論。その後、「なめ猫」(確か名前は又吉)で全国的にブーム(なめ猫免許書)となり政府の広報キャラクターにも選ばれますが、やはり動物愛護団体からなどのクレームで発売中止になりブームは去っていきます。しかし現在では、「全日本暴猫連合なめんなよ」は復活。さまざまなグッズが販売されています。しかし「いたずらトッポのおはなし」は復刻されていないようです。個人的には「いたずらトッポのおはなし」は1度読んでみたいですね。それでは次回ブログランキング 日記TREview『その他』ブログランキング