大晦日 父 帰省
朝、広島に単身赴任中の父から「帰るぞ」という電話がありお迎えついでに母と3人で天神で買出しをすることになりました。天神地下街にあるピエトロmiomioでコーヒーを飲んでいると赤いリュックサックにたくさんの荷物を詰め込んでフリースでモコモコになった父が登場。早速すたすたとお気に入りの天神大丸へ向かいます。相変わらず後ろを全く見ない父です。(母いつも大変。)大晦日、朝も早い天神地下街は結構静かでしたが大丸の鮮魚コーナー「北辰」は戦場と化していました。カニいくらマグロブリカズノコ鮭鮮魚を見終わったら、肉や野菜を探します。角煮水菜カツオ菜(雑煮に入れる)、にんじん、大根、タケノコ、他いろいろデパ地下大好きの父よくもまぁこんなにたくさん買うわ買うわ(全部自分たちで食い尽くすんですが…。)いく家だけでなく、ここに来ているお客さんはみんなそんな感じです。3人で抱えるほどたくさん買いこんで帰宅。(またいく家のエンゲル係数が上がりました。)そんなこんなで帰宅。しかし…。父「おい。ヤマダ電器いくぞ。」いく・れい「はぁ?」母は買ってきた食材を冷蔵庫に入れる真っ最中都合よく出かけている妹と、部屋から出てこない弟を置いて長男いくは父とヤマダ電器に向かいます。狙いはHDD・DVDレコーダー パイオニア DVR-555H現品特価の49,800円プラスポイント10%で購入してきました。お買い物に付き合った特典として、ポイントは長男がいただきます。これでセガトイズのホームスター↓(家庭用プラネタリウム)を買うんだ♪そんなこんなで帰宅(二回目)1日買い物して、夕方になって父は台所に向かいます。父「ブリはあぶった方がうまいんだ。」いく「刺身用に買ったヤツなのに?」最近炙りモノに凝っている父(夏、広島に泊まった時 参照。)ガズバーナーを片手に、瞳をキラキラさせています。大晦日。家族5人が揃ってビールとワインでほんのりゴキゲンになった父はまたもガスバーナーを取り出します。父「角煮もカニも炙ったほうがうまいんじゃないのか?」父「じゃ、めんたいも。」バチバチバチ火花を飛ばしながら「火あぶり」のめんたい。れい(母)「ギャー。私の焼いたお皿。薩摩焼にしないでー。」しかし誰も彼を止めることはできません。(ココで彼の機嫌を損ねてしまうと、大晦日、いや正月が「台無し」になってしまいます。)てる(妹)「家が火事にならんければ、よいんじゃないのほー。」けん(弟)「大丈夫。保険があるけん。」いく(兄)「大丈夫じゃないよー。死んじゃうよー。」てるもけんもゴキゲンです。僕も酔っ払ってしまってこの後はあんまり記憶がありません。♪♪♪♪♪♪♪「そば、出来たから食べなさい。」という母の声で目が覚めます。どうやらソファーで寝ていたみたいです。(おなかいっぱいだから食べたくない。)と言えない実家。携帯をみると「お母さん。初詣にでも連れて行ってやって。」というてるからのメール。(てるよ。オマエはもう居ないのだな…。)そばは食べましたが、眠くて起きていられません。去年も満腹で酔っ払って、寝たまま年を越したなぁ…。鍋やって、ちゃんぽんがなくて父の命令で年越しそばが早くも投入され父「そばは酒を入れたほうがうまいんだ。」日本酒がどぼどぼ入って、最強の熱燗そばが完成。(いく家は日本酒に弱い家系です。)テーブルを花のように囲んで次々と力尽きていったような…。そんなことを思い出しながら夢の世界へ。2005年よありがとう。