カテゴリ:きもの
↑この帯 先日オークションで310円で買った袋帯ですが・・・・・ なにやら変ではないですか?? そう。柄が逆さまです。普通に締めたらお太鼓が逆さまになるです。 帯はシュス地の柔らかい芯なし帯です。 仕立てミス??とも思いましたが、どうも違うらしい。 調べましたとも!!そして判明しました。 結果・・・・・・引き抜き柄の帯。昔の丸帯の仕立て方法。 あぁ!!インターネットって素晴らしい!! ご存知の方も多いのかとは思いますが、一応説明をいたしますと、帯を結んだ際に、タレの部分を結び目から全部引き抜かずに輪のまま畳んで二重太鼓に結ぶ方法。(角だしにも出来ますが)普通の袋帯や名古屋帯でやると、お太鼓下のタレの部分に裏地が出る訳ですね。 丸帯=裏表の帯の生地全てが帯地(柄の無いところが無い) なので、タレの部分にも、裏表が無いんですね。なので、帯を結んだときあらかじめタレの長さを良い位置まで抜いて、輪の部分を畳んでも(タレは裏が見えている)裏地が見えない。というかどっちも表なんですね。 が、しかし、この帯はタレの裏は無地のシュスなのですね・・・・。ま、地色と同じなので目立たないですが・・・・。 なので、実際本当の引き抜き柄かはイマイチ怪しいのですが。 たまに名古屋帯などでもこういう柄行のものがあるらしいです。こういうのって、仕立てミスなのかそんな仕立てなのか迷いますよねぇ・・・・・。 この引き抜き結びですが、昼夜帯や、リバーシブルの帯でやったら一寸面白いかも。 一歩間違うとイタイ人になってしまいますが・・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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