|
|
|
2006年06月20日
カテゴリ：きもの
まぁ、こんな紐付けて色気もソコケも無い話なのですが、見た目だけはイロッペ～オンナになりたい訳ですわ。(^^ゞ 許されるなら舞妓はん並みに抜きたい衿なのです。（仕立てが違うから実際は無理よ） なんでそんなに抜き衿に拘るか？ それはだるまん並みに首が短くて太いから。(T_T) 首を長く見せたいのもそうですが、中央から引っ張ると衿の幅が詰まって首に食い込むんですわな。 首の横に余裕を持たせて後ろを逆▼に抜くとグズグズになるし。 悩んでいた所で、一枚の半襦袢を着たらエライ襟元が決まるんですよ。その襦袢には衣文抜きの代わりに背紐が付いていたの。ためしに他の襦袢にも付けて見たらやっぱり綺麗に抜ける。 コレだ！！と思いました。位置などは体型や好みで調整して頂くといいと思います。 衿の形で、私の好みはこんな形かな・・・   前から 後ろから 前は少しつまり気味だけど、首の横が空いてるので楽なのです。後ろは幅広く抜けてます。 背紐で襦袢を引いて襦袢が痛まないかとご質問がありましたが、襦袢を羽織る時に 肩に衿を沿わせてガバと衿を抜いて羽織る⇒背紐を前で仮留めする⇒伊達締めで押さえる と云う感じなので、それほど大きな張力を掛けなくても衣文が抜けると思います。 慣れないとどうしても紐で引いて着付ける感じになるので、力布をつける方が安心かも知れません。 衣文抜きを使うと先ず前で衿を合わせてから衣文を引く感じになるので首吊りモードになり易いです。 コレも慣れなのかも知れません。本当は紐無しで、綺麗に着られれば良いのでしょうが・・ インスタントでも達人の振りしたいの。と言うことで紐様には暫く活躍して頂きます（笑 そして、半衿を大きく出したいワタクシ。もう一つ襦袢に細工がしてあります。 それは↓コレ。変な絵でスミマセン。三河衿芯の図です（爆  W＝背中心から肩線と衿が交差するところまでの寸法。H＝５ｃｍです。 後は成り行きで角度が付いてます。赤いところは切り取ってしまいます。 そして本体と赤いところの境目の部分を衿に縫い付けます。 そうすると、成り行きの角度分衿の幅が増えます。この増えた分が余分に見える半衿分になるの。 こんな感じ。洗濯したばかりでシワシワで御免ね。(^^ゞ 絽の方は長いまま芯がついてます。   そして芯の上に半衿を掛けます。半衿のみ掛け替えます。 三河芯の中にプラ芯を入れれば薄い半衿でもプラ芯が透けませんし、襟元がふっくらします。 余談ですが、衿合わせを鈍角に（横広がり）合わせると、衿もたっぷり見えるし、必然的に褄先が上がるので、裾すぼまりに綺麗に着付けられます。 あ！着物にコーリン使うと半衿はあまり見えなくなりますよ。念のため。 裁縫大キライですが、背に腹は替えられません。専属お針子さんの欲しいワタクシでした。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
|
|
