カテゴリ:日経平均月足チャート検証
日経平均月足を見ていたら、金融不安の発生によって下落した指数が下落前の水準を取り戻すのに必要な期間に共通性があることに気がつきました。
1965.5.28山一證券行き詰まり、日銀特融決定 4ヵ月 1973.10.23オイルショック 7ヵ月(その後株価再下落) 1987.10.19ブラックマンデー 7ヵ月 1997.11北拓銀自主再建断念・山一自主廃業決定 3ヵ月(その後株価再下落) 1999.9.18LTCM破綻 3ヵ月(ITバブル) 2001.9.11米同時多発テロ 7ヵ月 2007.8.17サブプライムローンショック ?ヵ月 国内発なら3~4ヵ月目、米国発などなら発生より3~7ヵ月目が材料を消化しきる期間のようです。 日柄としてはサブプライムローンショックも6カ月目となりました。 昨年8月に私は消化期間として3ヵ月を想定していましたが、これは日本国内の金融不安の場合には良かったのですが、世界経済全体に影響する場合は7ヵ月程度を想定するべきでした。 1999年のLTCM破綻の株価回復が3ヵ月と早かったのはITバブルの過熱感が影響しているのでしょうか? 注意すべきなのは景気後退局面では株価の回復後に再下落を見ることです。 昨年10月から踊り場に入った日本経済が再び成長過程に入れるのかに注目していきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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