カテゴリ:世界経済
G7で何も出なかったことから米国のモノライン会社の救済策決定は長引くこととなりました。
バフェット氏の再保証案は地方債に限られている上、ポールソン財務長官は公的資金投入を否定しています。 先週末の米国債10年物の利回りは、FF金利が2%割れしていた頃の水準となりました。 市場はさらなる金利引き下げを織り込みだしているようです。 米国の不動産融資問題がNYダウに影響したのは1990年のS&L貯蓄組合の連鎖倒産があります。 1990年NYダウは10月に約21%の下落を見ました。 1991年は春にかけて株価は回復しましたが、夏から秋はゾーンの動きとなり12月に上昇して株価のレンジを切り上げていきました。 総じて1991~1993年のNYダウの動きは鈍いものでした。 1990年代前半の米国の成長は、この問題で押し下げられた模様です。 S&L貯蓄組合の米国政府の解決について調べてみると、今後のNYダウの推移を考えるうえで参考になりそうです。 本日発売の「投資の達人」は空売り練習法を掲載しています。 個人投資家のブログでも、空売りの勉強を始めた人が増えているようです。 上昇しても短期で上値は限定的と考える人が多いようです。 さてどうなるのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.02.18 10:39:45
コメント(0) | コメントを書く
[世界経済] カテゴリの最新記事
|
|