2008/08/10(日)07:49
景気後退の長さを考えてみる
今週は政府が07年度10~12月期をピークとして日本経済が景気後退局面入りしたことを認めました。
現在は景気後退入りから既に7ヶ月経過した事となります。
今週発売された週刊エコノミスト8月12/19合併号の小玉祐一氏の小論文によれば、戦後13回の景気後退局面の背筋期間は約16ヶ月で、13回の内約半分の6回が1年以内に終了しているそうです。またこのたび終了を確認した戦後最長の景気拡大は輸出依存の割合が最も高いのが特徴だそうです。
既に日経平均は3月安値が一番底であったのを確認し、7月安値が2番底と確認しつつあります。
また日経平均と連動の高い街角経済指数は、個人消費が底入れしつつあることを確認する内容となっています。
過去を嘆くより次に備える局面となりました。
これからスポーツの祭典が注目されますが、その中にも投資のヒントは見つかるようです。