カテゴリ:株式投資
米住宅公社の国有化が決定して、NYダウの7月安値割れは回避されて世界金融恐慌の不安は遠のきました。
今回の米国発の金融収縮局面で観測されたのは、 (1)長短金利の逆転 (2)原油価格の上昇 の2つの現象でした。 (1)については短期金利のTB3ヵ月金利と10年物米国債金利が07年2月下旬に逆転し、TB金利は5.05%、10年物国債金利は4.5%となりました。 月足チャートで確認すると、ITバブル崩壊後にTB金利は0.5%台になるまで下落を続けました。 今回NYダウの最安値と前後して0.5%台になるまで下落を見て下げ止まっています。 短期金利は資金需要の旺盛さのバロメーターとなっています。 (2)については皆さんご存知のとおりです。 NYダウの8月大幅安以降運用先を求める資金が集まりました。 これから開発される油田は1バレル50ドルが採算ラインだそうです。 これらの指標を定期的に観測して、冷静な投資を目指していきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.09.09 11:24:30
コメント(0) | コメントを書く
[株式投資] カテゴリの最新記事
|
|