カテゴリ:物色動向を考える
前日のNY市場の金融株の動向について気がついたことがあるので補足します。
米国の金融株は、2極化しています。 公的資金注入を受けたAIGは1ドル。 国有化懸念があるバンクオブアメリカは6ドル台。 分社化の可能性が言われるシティーグループは3.9ドル。 公的資金返済を表明したゴールドマンサックスは96.57ドル。 これはオバマ大統領が公的資金を受ける金融機関の首脳陣の報酬の上限について発言したことを受けての動きだと言われています。 モルガンチェースは27.63ドル。 モルガンチェースは三菱UFJFGが株式を買い入れた経緯があるのでチャートも調べてみました。 11月27日安値19.69ドルから41%の上昇を見ています。 私は三菱UFJの買い入れ価格を知らないのですが、株価は昨年9月の価格帯の70%まで回復してきました。 一方欧米より健全とされる日本の銀行のADRの株価は、 みずほFG2株で5ドル。三菱UFJ5.45ドル。 3度の下方修正を出したアドバンテスト15.24ドルやソニー20.88ドルより安い水準です。 ゴールドマンサックス証券は先週日本の銀行のレートを引き上げましたがこういう背景があるわけですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.02.08 11:44:26
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