DIY日本株投資ファンド 5th version

2009/11/29(日)21:21

直近の裁定買い残は05年7月8日のそれより少ない

株式投資(116)

為替の86円台突入によるTOPIXと日経平均の200日移動平均割れで先安感のあるお話を目にする機会が増えてきました。 といっても私が読んでいる27日の日経夕刊のチャート分析記事と28日朝刊コラムが出所なのですが。 ところで直近の裁定買い残は1兆5153億円だそうです。 3月からはかなり増加しましたが過去と比べるとどうなのでしょうか。 ということで裁定買い残のデータを出来るだけ過去にさかのぼって調べてみると 05年7月8日の約1兆8850億円 が私の行き着いた過去4年の最も少ない裁定買い残の額となりました。 ちなみに05年はこの後裁定買い残は増加し日経平均は前年末比約50%の上昇を見ました。 一方同じ時期の裁定売り残のデータは見つける事が出来ませんでした。 今日は風邪で背中が痛いんですが、裁定買い残って今年の3月よりも増えたけれど水準は過去と比べたらどうなんだろうと気になってつい調べてしまいました。 今年の3月の最低額は3434億円です。ここまで再び裁定買い残が減少すると1兆5400億円の現物株が売り込まれることとなります。 これだけ東証1部の時価総額が減ると日経平均はいくらに~ってキリがないので今日はここまで。

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