カテゴリ:物色動向を考える
4月の景気ウオッチャー調査は5ヵ月連続で上昇、現状先行きともに50をわずかに下回る水準となりました。
6月に子供手当の支給があり、夏のボーナスも増えるそうなので5月に現状が50以上になる可能性が高まって来ているようです。 今回の調査で注目なのは企業関連の数値が50を越えた事です。2003~2005年の日経平均の上昇時期には、ここの数値が2003年に2ヵ月以上に50を越えたことがあります。 実は内需企業の決算の方が主要な輸出企業のものより堅調です。 11年3月期の業績予想が09年3月期の業績を上回る企業は、半導体関連・電子部品・化学の一角に限られています。 リーマンショックに関係なく企業業績が右肩上がり、増配を続ける企業は内需の方に多いのです。 市場はこれらの企業をあまり評価していません。 成長企業の常としてPBRがやたら高いからです。 PBR0.5倍台の企業を検索をかけると20以上出てくる状況では株価の上昇は難しいようです。 これが現在の2003年相場との違いのようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.05.14 09:03:37
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