2010/12/15(水)09:10
中国の圧政の問題は四川大地震で噴出したらしい
劉暁波氏へのノーベル平和賞授与式には中国政府の呼びかけにこたえて多くの国が出席を辞退しました。辞退国にはイラン・イラク・ロシア・カザフスタンの原油・天然ガス・鉱物の天然資源算出国が多く含まれています。
2ちゃんねるでは劉氏の受賞とソヴィエトのサハロフ氏の受賞を比較する議論が活発だそうです。私が見たところ現在の中国は当時のソヴィエトのような問題が無いように見えます。
ソヴィエトには米国のヴェトナム戦争に当たるアフガニスタン戦争がありましたが中国にはありません。
「一人っ子政策が中国の圧政の最たるものだ」と愚息は指摘します。彼はネットで四川大地震の救援に当たった兵や将校の手記の一部を読んだのだそうです。
中央と地方政府は大きな災害の救援や後始末を軍に依頼してきましたが、将兵は災害救助の訓練を一切受けていないそうです。
四川大地震で彼らが大きなショックを受けたのは保育園や小学校の建物の被害が甚大だったことだそうです。保育園では昼寝の幼児が、小学校では授業中の生徒がそのままの姿で亡くなっているのを掘り出しました。
中国の一人っ子政策の厳しいのは、一子を得たあとの夫婦に出産抑制の手術をしっかり行なっていることです。これは都市部より地方で厳しく、夫はパイプカット、妻は卵管結束を施すことを奨励しているそうです。後の子供を授かるのに大きな困難が伴うことになります。
中国の大版図の国家の崩壊原因には、宗教運動の活発化が指摘されるようです。
横浜中華街近くで活動を続ける法輪功がこれに当たるのかもしれません。
中国政府は儒教教育で封じ込めをしようとしていますが。