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カテゴリ:日常生活から
1972年2月21日に、ニクソンがアメリカ大統領として初めて中華人民共和国を訪問し毛沢東主席と会談しました。
米中それぞれの抱える外交政策の行き詰まりを打開するための急接近だったとされています。 中国は1969年3月のダマンスキー島事件でソヴィエト連邦との全面戦争の危機を経て、ソ連と深刻な対立関係にありました。 米国は、北ベトナムとカンボジアのポル・ポト政権に軍事的支援を与える中国に接近する必要がありました。 米国はベトナム戦争から手を引くためにキッシンジャー補佐官を通じて中国に働きかけ、中国はソ連をけん制するためにこれを受け入れました。 ニクソン北京訪問は、アジアの関係国の国家元首も驚かせたようです。 蒋介石率いる中華民国は、米国と断交しました。 米国と戦う北ベトナムは、これを中国の裏切り行為と非難しました。 1978年のソ越友好協力条約の締結とカンボジア・ベトナム戦争の遠因になったとされています。 米中国交は、1979年1月に樹立されました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.02.20 16:49:39
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