|
カテゴリ:介護 医療 福祉 イラスト
新型コロナウイルス感染症による後遺症
COVID-19 による症状は、ほとんどの感染者は軽度から中等度の症状で、入院をする必要がなく回復していく傾向にあります。しかし、コロナ感染から回復した後も、「カラダがだるい」「せきが治まらない」「匂いや味がわからない」などの症状や身体の不調が長々と続いていたりするといったケースが数多く報告されています。重症にもなると重い倦怠感から仕事にも支障をきたす場合もあるようです。 新型コロナの後遺症の代表的な症状 コロナに感染した人で、新型コロナの後遺症が疑われる人は、全体の34%ほどの割合で見られます。とくに40代以上に多くみられ、高齢になるほど持続期間が長い傾向にあります。 もっともつらいと感じる症状としては、倦怠感が20%、息切れ・息苦しさを感じるが13%、せきが続くが10%、嗅覚障害が10%、頭がぼーとして集中力に欠ける4%、手足のしびれ3%、頭痛3%、抜け毛4%、気持ちが抑うつ3%などが挙げられています。これらの症状は半年程度から徐々に回復がみられるものの、数か月経っても改善が見られないケースも報告されています。 ![]() 感染予防対策を呼びかけるマスク姿の医師イラスト 新型コロナの後遺症の考えられる原因 倦怠感はもっとも多くみられる症状でコロナ後遺症の代表的症状ですが、こうした症状は、年代や性別に関係なくみられます。新型コロナウイルスによる後遺症の原因は、はっきり解明されていませんが、コロナ回復後も肺の一部に炎症が続いているため、身体の免疫系統に損傷が起きているものと考えられています。今後の実態調査によって少しずつその原因のメカニズムが明らかにされていくと思われます。 ![]() 感染予防対策を呼びかけるマスク姿の小児科医師のイラスト コロナの後遺症による身体の不調を断ち切ろう! 新型コロナに感染すると、感染から回復した後にも、さまざまな後遺症があらわれることがあります。後遺症の回復には個人差はあるものの、比較的長い時間がかかり、1年経過していても症状が改善されない場合があります。このような身体の不調はうつ病の原因にもなりかねません。 コロナ後遺症のメカニズムは未だ解明されておりませんが、ウォーキングなどの運動が身体の免疫機能を高め、新型コロナ感染による身体の炎症の悪循環を断ち切る最善の方法だと考えられています。 まず、1日に30分ほどの運動を行うことからはじめてください。1度に15分しかできない場合は、時間をあけて15分の運動を2回実行してみてください。慣れてきたら、運動量を少しずつ増やしていきます。大切なことは、目的意識を明確に持って運動に取り組み、日々それを続けていくことです。 またそれと並行して、鼻うがいを続けていくことも大切です。通常のうがいでは洗い流せない上咽頭箇所を鼻うがいによって徹底的に洗浄、殺菌を続けることで、コロナ後遺症からの回復を早める効果が期待できます。 運動と鼻うがいを続けることで、新型コロナ感染症によって炎症していた身体の呼吸機能や免疫機能は改善し、息切れ、息苦しさ、けだるさと言ったコロナ後遺症特有の症状も徐々に回復していくはずです。
![]() コロナマスクイラスト・病院 イラストの無断転載を禁じます。ご利用をご希望の方は(株)アートバンクまでお問い合わせください。 小さな空間のための ユニークディスプレイ ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.10.01 08:57:45
コメント(0) | コメントを書く
[介護 医療 福祉 イラスト] カテゴリの最新記事
|