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February 19, 2009
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カテゴリ:中東

 [村上春樹氏、ガザ攻撃を批判 その1]

 

村上春樹氏がエルサレム文学賞を受賞したことで、イスラエルでの授賞式へ行かないようにとの世論が巻き起こりましたが、彼は迷った末に、「沈黙するより、述べることを選んだ。」と述べ、受賞講演でイスラエルを直接名指しはしませんでしたが、イスラエルを批判するスピーチを行いました。

 

村上氏は、「私たちを守るはずの体制が、組織的に人を殺すことがある。」と述べ、その体制を「高い壁」に例え、守られなければならない人々を「壊れやすい卵」に例え、その体制と戦うために一人ひとりが団結しなければならないとメッセージを送りました。

 

イスラエルへ行き、イスラエル政府高官も出席する式典にて、イスラエル批判のスピーチをした村上氏のその勇気と行動に感銘を受けました。彼のメッセージをどう受け止めたかは人それぞれでしょう。しかし、彼のスピーチ後半の部分(拙訳では、赤字の部分)の意味を理解できた人は、「自分に何が出来るか?」そう問いかけ、行動することが、彼のメッセージを本当に理解できたと言えるのではないでしょうか。

 

村上氏のスピーチの趣旨はこちら。

 

私はJerusalem Postの記事を訳してみました。

記事の見出しは、『村上氏、ガザ攻撃を批判』としたかったのですが、イスラエルのメディアの記事なので、英文の意味そのままで日本語に訳しました。

日本で発表されたスピーチの内容と、Jerusalem Postが発表した彼のスピーチを比べると、明らかにイスラエルに都合が悪いことは削られていることが分かり、残念です。

 

では、記事の訳を。

 

※記事の中の青字は、何を言いたいのか分からず、訳せなかった部分です。

  

Murakami, in trademark obscurity, explains why he accepted Jerusalem award

村上氏、独特の難解さで、受賞理由を説明

 

Israel is not the egg.

イスラエルは卵ではない。

Confused? This might be the only explanation we will ever hear from Japanese bestselling author Haruki Murakami - and in true Murakami style, even it will be somewhat vague.

意味不明? この言葉は、幾分あいまいな表現になるとしても、日本のベストセラー作家、村上春樹氏が誠意を込めて彼のスタイルで述べる、後にも先にも、ただひとつの説明であろう。

 

Murakami on Sunday night defeated jetlag, political opposition and droves of photographers to accept the Jerusalem Prize for the Freedom of the Individual in Society at the opening of the 24th Jerusalem International Book Fair held at Jerusalem's International Conference Center.

Flanked by President Shimon Peres and Jerusalem Mayor Nir Barkat, he took the prize with quiet poise. Then, alone on the podium and free of camera flashes, the author got down to business.

エルサレム・インターナショナル・カンファレンス・センターにて、第24回エルサレム・インターナショナル・ブック・フェアの開会式で、日曜日の夜、村上氏は時差ぼけを克服し、政治的批判と大勢のカメラマンをかわし、個人の自由をもってエルサレム賞を受け取った。

 

"So I have come to Jerusalem. I have a come as a novelist, that is - a spinner of lies.

"Novelists aren't the only ones who tell lies - politicians do (sorry, Mr. President) - and diplomats, too. But something distinguishes the novelists from the others. We aren't prosecuted for our lies: we are praised. And the bigger the lie, the more praise we get.

"The difference between our lies and their lies is that our lies help bring out the truth. It's hard to grasp the truth in its entirety - so we transfer it to the fictional realm. But first, we have to clarify where the truth lies within ourselves.

"Today, I will tell the truth. There are only a few days a year when I do not engage in telling lies. Today is one of them."

「だから、私はエルサレムに来ました。作家としてきたのです。それは、嘘の紡ぎ手としてということです。

作家だけが嘘をつくのではありません。政治家も(申し訳ありません、大統領。)、そして外交官も嘘をつくのです。しかし、作家は他の人たちと区別されます。作家はその嘘がもとで起訴されることもありません。むしろ賞賛されます。そして嘘が大きければ大きいほど、賞賛されるのです。

私たち作家の嘘と彼らの嘘との違いは、作家の嘘は真実をもたらすことを助けるということです。真実の全てをはっきりさせることは難しいことです。だから作家はそれをフィクションの分野へと置き換えるのです。しかし、はじめに、私たち作家は、自分の中のどこに真実があるのか、はっきりさせなければなりません。

今日、私は真実を語ります。嘘を言うこととは係わりを持たない日、つまり真実を語るという日は、一年に数日しかありません。今日がその真実を語る日なのです。

 

[村上春樹氏、ガザ攻撃を批判 その2]は下へ

 






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Last updated  February 19, 2009 03:13:30 PM
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