★バニラエアでミルク玉、そしてブロッケン現象。
<1泊2日土日沖縄弾丸の旅16,800円>成田空港第2ターミナルに着くと、ベンチでごろ寝している姿があちこちに見える。 ここで夜を明かしたのだろうか?・・・・そうか、その手もあった・・(汗) この時間、流石にまだ開いているカウンターは無い。 今回の激安ツアーの飛行機は、「バニラエア」(Vanilla air)。先月20日に就航したばかりのLCC(Low Cost Carrier)ローコストキャリア(格安航空会社)。5時15分にシャッターが開き受付を済ませ、待合室へ向かう通路は、なんと外。簡単な屋根と壁は有るが、ちょっと寒い。 建物に入りセキュリティ・チェックを終え待合室にはいると、そこはプレハブ小屋・・いや部屋。 なるほで、コスト削減、費用を抑えて価格破壊・・・あちこちに筋交が見える。 機内に入ると、予想していた通り前後の席間の間隔が狭い。広いのは非常口前の2列位。 同じ大きさの飛行機で人数を増やし、値段を下げる策だろうが、安全面は大丈夫だろうか・・。 車だと、定員オーバーでブレーキの効きが甘くなり、制動距離が延びる・が・・。 そして離陸、機長から「所要時間2時間25分、那覇の気温は18度・・」のアナウンスがあった。 CAの制服は青に黄色の袖口。私は青色が気になったが、妻は制服生地が安っぽい・と。 噂通り機内の食事や飲み物は有料、酒類の持込みにもうるさい。 しかし、値段は高くはない。弁当が700円、飲み物が200円、350円でスーパードライも楽しめる。 我々が注文したのは、牛乳プリン「ミルク玉」350円とライオン・ドリップコーヒー200円。セットにしたので、各50円引きで計1000円。 ここでハプニング、「ミルク玉」を外の景色を背景に撮影しようとして失敗、落としてしまった。 ちょうどCAがいて、後席まで転がったのを拾い、更に新しいものと取り換えて貰った。申し訳なく、有り難く、感謝・感謝。そして、窓の外を背景にしたミルク玉の撮影にも成功。 飛んで1時間程で富士山が雲の上に見えた。出雲以来のきれいな富士山に会えたが距離は遠い。 おやっ、機体の下の雲に虹の輪が見える。機体の何処かに当たった太陽光が雲の上に映し出されているのだろう・・と思ったら・・・戻ってから調べたら「ブロッケン現象」(Brocken spectre)らしい。セレンディピティ・・?太陽などの光が背後からさしこみ、影の側にある雲粒や霧粒によって光が散乱され、見る人の影の周りに、虹と似た光の輪となって現れる大気光学現象。席は太陽の逆の席を取るほう、朝方か夕方がいい・・とあった。正にその通り!。「Brocken」の由来はドイツのブロッケン山、ハルツ山地の最高峰 (1,142m)だという。 9時40分、那覇空港着。人生初めての沖縄に足を踏み入れた。「めんそーれ」(歓迎) 私が1974年にバイク日本一周で鹿児島を訪れた時、既に沖縄は日本に返還されていて、 沖縄へ渡る選択肢もあったが、背中を押してくれる人もいず・・妻なら言う前に押すだろうが。 あれから、ちょうど40年掛かって・・沖縄の地に足をおろした。 PS.先ほどバニラエアのHPを見たら・・「重要なお知らせ」が・・。「1/29欠航のお詫びとお知らせ(JW903/904東京=札幌線、JW805/806東京=沖縄線)」【今日のLife Hack:まだ死ぬ気はない だが、もし死ぬとしたら、時と場所は自分で選ぶ •出典:鷲は舞いおりた】<先月20日に就航したばかりのバニラエア><プレハブの部屋・・暖房は効いている><機内の前後の座席間は狭い><ミルク玉><機体の下にある雲に虹の輪が見える・・・ブロッケン現象・・らしい><那覇空港に到着>