ilovecb、セレンディピティを求めて

2007/02/02(金)19:41

★弱さをさらして強くなる

テレビ・新聞・本・雑誌(241)

日経B<神戸製鋼所ラグビー部の平尾誠二ゼネラルマネージャーの手記> どんな人にも自分の能力に自信が持てない部分がある。その弱点は周りに全く知られずに通せるものではない。問題は弱みがあること自体ではなく自信のなさや不安から、他人との間に無意識に壁を作ってしまうことにある。自分の弱い面を隠そうとしている限り、それは弱みでしかない。だが弱さを認めて葛藤しながらでも正面から向かい合った時、弱みは強みに変わることもある。弱さを認め、それを克服しようとする姿勢が人を鍛える。僕は経験を重ねるにつれて、あえて弱さを見せることの“効能”を理解できるようになってきた。人は自信がありすぎても慢心につながるし、不安や悩みがあまりに高まれば決断に迷いが生じる。自信と不安のバランスをうまく保つことが、実はとても大切なのだ。我々は本来、矛盾をいくつも抱えて生きている。その矛盾を「潤滑油」としてうまく使いこなすことができた時、人や組織は強くなる。 何十年も前、入社式で「何事も恐れることはない、されど甘く見てはいけない」という役員の言葉を今も覚えている。未だに出来ていない一つであるが・・・

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