2007/09/21(金)22:09
★存在感を消すことが存在感に!
友人ネタを一つ。
以前或るお医者さんから「剣道は体に余りいい運動とは言えません」と。
一般的に体にいいのは「有酸素運動」と呼ばれるもの、ジョギングやウォーキングが代表的。
これに対し剣道は「無酸素運動」しかもストレスを心身に与える。
人間は息を吐いたり吸ったりしている最中は体の反応が遅れる。
故に剣道は相手の呼吸を読み、呼吸を読まれないようにして、無酸素状態になってしまう。
無呼吸により自分の存在感を消すことが相手にとって最大の防御であると同時に攻撃でもある剣道も、その意味では存在感を消すことが存在感になるとも。
敢えて「私がここ!」とアピールしなくても、存在感を示せる凄味を持たせる場合があるようで。
商品ブランドも、存在感を消すことによって逆に存在感を示せる力を付けることが重要なのかも。
無用の力みを捨て、静かに本物を追求して行く姿勢が必要ではないかと思う。
「俺が俺が」の存在感は周囲の存在感に干渉することで逆に存在感を失うようなことに陥ってしまうような・・・。
・・・う~ん、含蓄のある言葉で・・・