ilovecb、セレンディピティを求めて

2020/05/31(日)14:27

★Eテレ地球ドラマチック選・ロンドンのビッグベン密着、世紀の修復計画。

旅(1361)

昨夜、Eテレで、地球ドラマチック選「ロンドンのビッグベン密着、世紀の修復計画」が放送されました。 ビッグベン、イギリスのシンボルともいえるこの時計台、正式な名称は 「エリザベス・タワー」です。 これまでに6代の国王を見守り29人の首相を迎え2度の世界大戦をくぐり抜けてきました。 新しい年を告げた回数は160回近くにも上ります。世界で最も 写真に撮られてきた建築物です。 サマータイムの開始に伴い時計の針が進められます。 時計整備士にとっては 大時計を止めることの出来るまれな機会です。 その間が ちょっとしたメンテナンスや 点検を行う貴重な時間となります。 ビッグベンの鐘は重さ13.5トンを超え、音はおよそ8キロ先まで届きます。 巨大な鐘は高度な技術によって生み出されました。 鐘が造られたのは 1858年、ロンドンにある鐘専門の鋳造会社が手がけました。 誤差を調整するため古い硬貨を振り子に載せながら 正確な時を刻んでいるのに驚かされます。 いかにもアナログで、職人技術の世界を感じます。 まもなく12時。 ビッグベンが 最後の鐘を鳴らします。 歴史上 最も長期間にわたるビッグベンの沈黙の始まりです。 (鐘の音) ♪♪~ (歓声) 最後の鐘の音が消えるとともに歓声が沸き起こり、時計台は特別な空気に包まれます。 これは始まりの合図、後戻りはできません。 今年の正月3日、知らずにここを訪れ、工事中のビッグベンを目の当たりにして驚いたのを思いだいます。 43年前はしっかりと見えたのに・・・。(笑) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■<番組内容> イギリスを象徴するビッグベン。4年間の大修復工事のため、その鐘の音が止まろうとしている。番組では修復プロジェクト直前の日々に密着。知られざる歴史と舞台裏に迫る! ■<詳細> 国会議事堂の一角に建つ時計台“ビックベン”。160年間、ほぼ休むことなく時を刻んできた。週3回、整備士が時計のねじを巻き、手入れを施しているが、古い機械装置は劣化し、鐘の部品も消耗が激しい状態。この度、大規模な修復が行われることになった。プロジェクト始動に向け、時計台からはすべてのものが撤去され、建物周辺には足場が組まれた。そしていよいよ、鐘の音が止まる日がやってきた…。(イギリス2017年) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【今日のLifeHack: 成功を収めた時、用心しなくてはいけないのは、傲慢という名の客だ スティーブジョブズ】 <誤差を調整するため古い硬貨を振り子に載せながら 正確な時を刻んでいる> <チャーチル像、ビッグベンを見つめて・・・> <今年の1月3日撮影、チャーチル像> <今年の1月3日撮影、ビッグベンは工事中> <本来の姿と、工事中の姿>

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