ilovecb、セレンディピティを求めて

2024/05/04(土)17:23

★フジコ・ヘミングさん死去92、鑑賞した2021年に想いを馳せ。

有名人(1174)

「魂のピアニスト」、フジコ・ヘミングさん(92歳)が4月21日、すい臓がんで亡くなった、フジコ・ヘミング財団が2日、公式SNSで明らかにしたとのニュースが流れました。 精力的にご活躍だったので、残念です。 2021年6月、彼女のピアノ演奏を、トークを聴いたのが、最初で最後になってしましました。 会場に入ると、舞台の真ん中にピアノがポツンと置いてあります。 近づいてみると、やはり「スタインバッハ」です。我々の席は、S席ですが、後方左手です。 何も語らず、しっかりと鍵盤を叩く力強い音で演奏が始まります。 1曲目の演奏が終わりマイクを握り「遅れてきた方は今入ってください」と。しっかりした声です。 日本人向けなのか、私の知っている曲もあり、「トルコ行進曲」で前半終了です。 休憩を挟んで後半は、黒に白の帯?風のアクセントがある衣装です。 最後は皆が望んでいるであろう「ラ・カンパネラ」、観客は皆、集中して聴いているのが分かります。 お話はほとんど無く、楽譜も無く、休憩を挟んで約2時間、しっかり演奏し続けました。 体力勝負で、かなりお疲れかと思いますが、最後までやり切りました。 彼女は昭和7年生まれ(1932/12/5)で、私の母と同い年です。そのパワフルさに驚かされます。 一つ年下の黒柳徹子さんとは昔からの友人で2018年6月14日の「徹子の部屋」に出演されたようです。 チラシの彼女のサインを見ると、フジコの「ジ」スペルは、「J」ではなく「Z」、「Fuziko」、私の悪い性格で、気になったのを思い出します。何か、拘りが有りそうで・・。 ご冥福をお祈りいたします。 RIP (Rest in peace) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 財団によると、2023年11月に自宅で転倒したあと、一日も早い復帰を目指し、治療とリハビリに臨み、順調な経過をたどっていたという。しかし2024年3月、検査の結果、すい臓がんと確定診断され治療を続けていたが、4月21日に亡くなったという。フジコ・ヘミングさんは、聴力を失ってもピアノを弾き続ける姿がテレビドキュメンタリーで紹介されると人気に火がつき、各地でコンサートを開いて多くの聴衆の魂を揺さぶってきた。 財団によると、葬儀は近親者で営んだということで、後日お別れの会を開く予定だという。 【今日のLifeHack:結婚するときはこう自問せよ。「年をとってもこの相手と会話ができるだろうか」そのほかは年月がたてばいずれ変化することだ、ニーチェ】 <朝日新聞> <5/4朝日新聞>

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る