ilovecb、セレンディピティを求めて

2024/05/04(土)17:30

★TV世界遺産ナスカの地上絵の秘密、訪れた2013年に思いを馳せ。

旅(1366)

毎週楽しみに観ているTBS「世界遺産」、今回は『世界遺産「空から迫る!ナスカの地上絵の秘密」』です。 今から約2000年前に描かれた南米ペルー「ナスカとパルパの地上絵」。日本の山形大学が新発見したものなど、特別に許可されたドローンを駆使して地上絵に迫っています。 2013年のGWにペルーを訪れ、セスナで、上空から色々な「ナスカの地上絵」を見たのを思い出します。 但し、乗る前にパイロットにチップをはずんだせいか、大サービスで、地上絵の上を、右に左に旋回、私は気分が悪くなり、右手のカメラは話さず、左手に袋を持って対応した苦い経験を思い出します。(笑) この「世界遺産」は、珍しく、上空から見ないと分かりません。 ドローンのように、気球に乗って低空から、近くでゆっくりと鑑賞すれば、もっと良く分かるかと思います。。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<@heritage_TBS> <■ナスカとパルパの地上絵 〜 空から迫る ナスカの地上絵の秘密> 今回は約2000年前、南米ペルーの荒涼とした大地に数多く描かれた「ナスカとパルパの地上絵」をご紹介。 近年では、日本の山形大学の研究チームが新たな地上絵をたくさん発見して、ニュースにもなっています。番組「世界遺産」では滅多に許可が出ないドローンを使って、有名な地上絵や新発見の地上絵をいろいろと撮影しました。 おなじみの「ハチドリの地上絵」もドローンを使って撮影すると、人との大きさの対比がしやすく、全長約95メートルという巨大さがよく分かりました。ナスカの地上絵というと、こうした鳥やサル、クモなどの生物がモチーフのものがよく知られていますが、実は人の姿のようなものもあります。たとえばパルパ地域で見つかった地上絵。頭飾りをつけた神官たちとも、聖なる世界の存在を描いたものとも言われています。丸い目に丸い口…不思議な愛嬌があります。 山形大学が発見した地上絵の中にも、おかっぱ頭みたいなカワイイ感じの人らしき絵もありました。しかし、中には不気味なものもあるのです。 <雨乞いのため「首切りの儀式」か 遺跡からは人の頭部のミイラ発見> 直立して、笑みを浮かべた人物のように見える地上絵。上には、人の頭らしきものが三つ。足元にも二つ描かれています。実は「首切りの儀式」を描いたものではないかと言われています。その遺跡から人の頭部のミイラがいくつも見つかっていて、神に捧げる首切りの儀式が行われていたと考えられているのです。山形大学が新たに発見した地上絵の中にも、人の首を持つ人物の姿を描いたものがありました。一見カワイイけれど実は不気味な地上絵…首切りの儀式は、雨乞いのために行われたと考えられています。ナスカは極端に雨が少なく、そのために雨乞いが行われました。その儀式の様子を大地にも描いたと思われます。ちなみに、約2000年も前に描かれた地上絵が今も残っているのは、雨が少ないことに加え、水が流れたり、自然の影響で壊されたりしない場所に描かれたためとされています。 このように素朴な絵が、実は深い意味をもっている…そんな例は他の世界遺産にもあります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ <■ナスカの地上絵>(ナスカのちじょうえ、Nazca Lines)は、ペルーのナスカ川とインヘニオ川に囲まれた平坦な砂漠の地表面に、砂利の色分けによって描かれた幾何学図形や動植物の絵の総称であり、古代ナスカ文明の遺産である。ナスカの図形群が描かれているエリアは縦横30kmもある非常に広大な面積があり、全体に千数百点もの膨大な数の巨大な図形が描かれている。あまりにも巨大な絵が多く、空からでないとほとんどの地上絵の全体像の把握が難しい。なぜこのような巨大な地上絵を描いたのかということが大きな謎の一つとなっている。また、ナスカの地上絵のエリアから川を挟んですぐ南にはカワチの階段ピラミッド群があり、その関係性は深いと予想されている。 ナスカの地上絵のエリアのすぐ北には、川を挟んでパルパの地上絵(パルパのちじょうえ、Palpa Lines)と呼ばれる同じぐらい広大な山岳地帯の地上絵のエリアがあり、ナスカの地上絵の1000年前パラカス文化の時代に描かれたとされる数多くの幾何学図形と地上絵が描かれているが、観光地化されていないので一般にはあまり知られていない。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【今日のLifeHack:他の人に懺悔してしまうと、当人は自己の罪は忘れるが、たいてい相手の人はそれを忘れない、ニーチェ】 <2013年のGW、ナスカの地上絵「ハチドリ」を上空から撮影> <山の麓を拡大すると・・・宇宙人!> <最も美しいとされる全長96mのハチドリ、翼は66m> <「オウム」>

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