～A DAY IN MY LIFE in OSAKA ～

3日目の朝　いつものように4時ごろ目がさめて

部屋でゴソゴソ荷物の整理を始める。

今日でこのホテルともおさらば。チェックアウトは11時らしいから

ギリギリに出てそのままとりあえずブライトンへ向かおう。

それまで最後のロンドンをもう一度見ておこうと思って

娘と外に出てみた。

うっ・・・さぶぅ。雨ふってるし。

娘は「ロンドナーは傘させへんから私もいらんわ。」

確かにみなさんこのクソ寒いなか　薄着で傘もささずに

歩いてらっしゃる。せめて娘にフードをかぶるよう勧めるが

それも　NO!

あんたは　なにわのおねいちゃんで　ロンドナーでも

なんでもないのだから　かぶりなさいっ！！といっても

「いらん」

はいはい。好きにしてください風邪ひかんといてや。

もう　二人ともビチョビチョ。寒いし　最後のロンドン

数分歩いて　ホテルに逆戻り・・・。とほほ　あと見たいところ

まだまだ残ってたのに。仕方ないね、それもこれも

みんな　私の頭痛が・・・（あ～　出た出た）

チェックアウトして　荷物を抱えて大移動の始まり～

とりあえず　地下鉄パディントン駅からヴィクトリア駅まで

行ってみよう！

な、なんとエレベーターもエスカレーターもなし！旅行者の皆さん

エッサホッサ　大きなスーツケースと階段で格闘してました。

もちろん私たち親子も。

ヴィクトリア駅は長距離列車の発着駅だからすごく大きくて

ホームもたくさんあります。ブライトンまでのチケットを買って

一安心したし　ママの本屋さんへ電話を掛けてみた。

ママは留守だったけど　アルバイトの女の子が友人の電話番号を

教えてくれた。よっしゃーこれで友人と連絡がとれるよー

もし最悪　連絡取れなかったら　ブライトンでホテル探して

そこに泊まろうと思っていた。

すぐに　友人の家に電話したけど居なかった・・・。

やっぱり・・・なんかあったのかな。子供が急に病気になったとか

それとも　すっかり私が行くこと忘れてるか　本気にしてなかったか？？？

いやいや　オックスフォード行く約束までしてるしなぁ。どうしたのかなぁ。

本当は来て欲しくなくて　雲隠れしてたりして・・・。なんて　いらぬ想像が

頭を駆け巡る・・・・・・。　　

とうとう　友人と連絡取れないまま　ブライトン行きの電車が出発することに。

ええい　とりあえずいっちまえい

まだ　今夜の寝床の確保ができないままに　ロンドンを後にした。 

約50分でブライトンに到着。　あらら・・・どしゃ降りですがな。

まだお昼ごろだったので夕方まではぶらぶらして時間潰せると

思ってたのに駅から一歩も出られません。

 もう一度　電話をしてみる。

トゥルルルル・・・

Hello

おぉおぉぉ～ついに連絡が取れたよ！！

 混線してるみたいでとっても声が聞きづらい。

しかしめげずにしゃべり続ける。

「あのね　今ブライトンなの」

向こうで驚きのあまりのけぞっている気配が・・・。

彼女もまさか　もうブライトンに来てるとは夢にも思ってなかった

ようで　声がひっくり返ってたよ。そりゃそうだろうね。

最終の打ち合わせの連絡も　全然なく　いきなりだもんね。

すんません

ちょうど旦那さまが　ブライトンに居るからと

連絡を取ってくれて　旦那さまが私たちを迎えにきてくれることに

ああ　うれしや。

これで宿の心配もなくなったし　友人とも会えるし。

よかったよかった。

一口メモ　ブライトンといえばこの映画

ブライトンって日本ではあまり耳にしない地名だと思いますが

イギリスのeastsussex州にあるリゾート地でロンドンからもそれほど

遠くなく　割りとハイソな人たちが住むおしゃれな町です。この町を舞台にした映画

「さらば青春の光」　ご存知のかたもいらっしゃるのでは？

左から4人目はスティングです

ついに来たよ、ブライトン　駅で迎えを待っているところ