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オレゴンより愛

オレゴンより愛

アメリカの経営本からお勉強

ここでは、中小企業の人のために作られた経営の教科書を使って学んだことをノートにしておこうと思っています。長い列になるか、このページだけで終わってしまうのか、なぞですが。



第一回

なかなか動かない私。今日は一念発起してこれから英語の経営本で、中小企業向けに作られた大学の教本を翻訳というか解説というかどうなるかわからないけれど

勉強するかな

という心境。独学なのでどこまでどう進むのかは未定ですが。

今回は、その1

Introduction and Entrepreneurial Life

Entrepreneurというのは企業家という意味。
「企業家としての人生」って興味わくな~なんだろう。

ワクワクするイントロを飛ばしてまずはいきなり一章から入ります。


ここの章では7つの目標が立てられている。

Objectives
1.企業のチャンスやその可能性を話し合い、企業家による起業(ビジネスのはじまり)の成功例をあげてみよう。

ビジネスチャンスの可能性について・・・・
(本を読んで解答してます。)

一生懸命汗水たらして得たお金を出してでも惜しくない!いや、買いたい!と思わせる魅力的な商品やサービスであれば企業をしてもうまくいく!

起業して成功する=起業している存在意義がある。お客さんに、あなたの商売が存在してもらってなきゃ困るわ!と思われていることでもある。

エンドユーザーもしくは買い手にとって魅力があるかどうか?それだけのものが出せるのかどうか?



3つの成功秘話が載っています。それを読みましたのでざっとご紹介します

一人目
ライスさんという若い女性がニューヨークのバッファローで建設現場工事の請け負う会社を始める

きっかけは、父親が現場工事請負の会社を経営していて12歳の少女の頃からずっと事務所に入り、経理や書類の整理など携わってきた。

この業界では、男である程度経験をつんだ人が起こすのが常識だった。だけど、彼女は若干二十歳でしかも女性で成功を収めた。最初父親に一万ドル出資してもらい、それから事務所をかり、人を雇った。最初YWCAの工事で2万ドルのグロス(総売上)から始まり、その年のグロスは、18万ドル弱。(2千万円くらい)その後は数年の間に$1.8ミリオンの売り上げを上げ注目を浴びた。

彼女曰く、若くて女性というハンディがあったけれど父の背中を見て育ったので今の成功があるという。


2番目の成功秘話
ケニーさん。
彼は薬局に勤める薬剤師だった。
生まれた女の赤ちゃんが生まれつき体が弱く、いつも薬を服用しなければならなかった。だけど、薬はまずい。後口も悪い。それで、娘は泣く。泣かせても無理やり飲ませて、その後戻したり、ご飯を食べているときに 舌に残った薬の味が消えないと薬を嫌がっている。

それで、思いついたのが 子供の味覚に合うような薬にしてはどうか?そこで、子供の好きなフレーバー(味)と薬を調合することを思いつく。

子供は主にバブルガム、ブドウ、すいかの香りが好き。お菓子やジュース、アイスクリームなどに入っているフレーバーも元はといえば、食品管理の許可を得ている科学的に作られている風味に過ぎない。お口に入れることの出来る、科学調味料を薬と合わせて販売することにした。

その種類は実に42種類。調合するときに、薬剤師さんにどの風味がいいのかリクエストする。服用する側の子供も楽しみになる。次はどの味にしようかな~と。

そして、最初は自分の薬局でしか入れていなかったのが、1万店のチェーン店、1500店の個人の薬局、300の病院の薬剤部に下ろすことになり、売り上げ総額$5ミリオン。

ケニーは、自分の娘が薬なくては生活が出来ない、その薬がまずくてかわいそうな様子、家の中での苦労を ビジネスに転換して、商品として世にでたことにより、同じように悩む家庭の人たちへ響いていった。


成功秘話3
ペンシルバニアのアンおばさん。彼女は田舎に住む主婦。19歳の時に結婚をして子育てをしていたごく普通の主婦だった。それが、今では42の州に合計800店の店をもち、タイコク、シンガポール、マレーシア、フィリピンなどの外国にも支店をもつ、プレッツ(ひらがなの「ぬ」のようなパン)を売るフランチャイズのチェーン店を作るまでにいたった人。最初は、色々打っていたけれど、このプレッツが一番売り上げが良かったので、もっとおいしくならないかご主人と検討し、独自のレシピを作り、最初は田舎の市場で売り始めたのが始まりだった。一躍有名なときの人となり、Oprahのショーによばれたり、CNNに呼ばれたりと引っ張りだこにもなった。

感想
成功秘話の書き方がとても前向きで読んでいるこちらまで明るい気分になる。いいな~と思った。最初の書き出しもすごくワクワクするし、教科書とは思えないわ。


本題に戻りまして話し合う相手もいないので自分で・・・・
3つの成功秘話から
起業の可能性について

ひと~つ
親の背中見てやっているからよく業界のことを知っている。または、親でなくても修行したとか、起業しようとしている業務に起業前から精通している。(ライスさんの例より)


ひと~つ
逆境と自分の職業とを組み合わせる。自分に置かれている問題を社会でも同じように悩んでいる人がいるはずと置き換え、ニーズのある部分に入り込む。(病弱な娘さんへの思いから、ケニーさんの例)


ひと~つ
みんなに評判のよかったものをサラに追求して売る。それが売れ始めたらもっとおいしくならないのか研究をしてもっと上を目指す。お客さんが求める一番人気の商品だけに絞り、味を極めた結果、短期間で成長しフランチャイズ化させて大成功!極める。マニュアル化する。レプリカができる。フランチャイズ化として成功。

要するにここでイワンとしているのは、

お客さんが大事な大事なお金を支払って是非に買いたいと思うような魅力的な商品・サービスを提供できるか!
できるんだったら、企業家としてOKやってけるよ。
ということでしょうね。

『買い手がいて、商売が成り立つ。』

シンプルですが、この一文を理解できる内容を与えてくれてありがとう!なき分です。個人的には、こういう空間のない教え方という教材は好きですね。


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