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海自インド洋派遣：護衛艦きりさめ、佐世保に帰港　／長崎

　テロ対策特別措置法に基づきインド洋に派遣されていた海上自衛隊佐世保基地配備の護衛艦きりさめ（４５５０トン、乗員約２００人）が２２日、約５カ月ぶりに佐世保市の佐世保港に帰港した。桟橋では隊員の家族ら約５００人が出迎えた。
　きりさめの派遣は０１年１１月～０２年３月に続き２回目で、今回は昨年１１月１５日に佐世保港を出港。海自横須賀基地（神奈川県横須賀市）の補給艦ときわを護衛した。海自はこれまでに、米英など１１カ国に燃料計４２万８９００キロリットル、真水計２９８５トンを補給している。補給回数は、今回のきりさめの派遣中に６００回を達成した。
　帰港セレモニーでは道家一成・自衛艦隊司令官の訓示を赤星慶治・航空集団司令官が代読し「さまざまな制約や困難な状況に直面しつつも真摯（しんし）に努力し、自らに課せられた職責を果たしてきた」と隊員をねぎらった。

４月２３日朝刊
（毎日新聞） - 4月23日15時2分更新