スマイル三宅の~『見えない力への質問~実は、自分が答えてる~』 077 090831
□ 第七十七話 「無抵抗な私に成るには?!」 今は日曜日のお昼前、行きつけの「いまじん」という大きな本屋で注文した本を手にし、直ぐ帰るのがもったいないので、書店中央にある勉強机に陣取り、ノートPCを広げ、今週の気づきを書くことにした。 そういえは、1週間ぶりの日記書きである。 今週変わったことは、メルマガを書かなくなったこと、日記も同様である。その代わりにやっていることは、朝のジョギングだ。 水曜日の朝から始めている。 雨が降ったらやれないし、時間が無かったらやれない・・・ せっかく朝の「時間」という制限から解き放たれたのだから、私の意識から「時間」の制限を取除くこと・・・ 私が変わったことは、“私が時間がない”と意識をしたら、それを逆に即やってみることにしたことだ。 すると、「時間」が私の制限でしかないことが分かるのだ・・・考えたり、忙しがっていると、「時間」の制約から脱することはできない。 私が先週まで考えていたのは、時計の24時間・・・物理的な時間だった。 しかし、私が『ノッティングヒルの恋人』を観て感じたことは、心理的な時間の感覚だった。 それは、“忙しがっている”という心の制限、 それが、「名札付けられた私」だ。■ この状態の私は、いつも抵抗する。 せっかく借りたDVDも、観ることができない有様である。しかし、私は昨日と今朝、またしても『ノッティングヒルの恋人』を観た。 私が抵抗するものを片っ端から、やってのけたら、私はドンドン軽くなる。私が付けた名札が一枚一枚剥がれ落ち、あらゆる制限から、一定の距離を作り出すことに成功する。 それが、「心のゆとり」だ。 『ノッティングヒルの恋人』で、相手役のウィリアムが(ヒューグラント)が、アナスコット(ジュリアロバーツ)に、こういうシーンがある、『そんなもの、笑いとばしちまいなよ!新聞記事は、翌日はもう~ゴミ箱だよ!』「心のゆとり」という「心理的な時間」は、私が過去や未来に対するこだわりの心のことだ。 そこには、人の評価や、過去との比較や、未来予測も無い・・・何も無い・・・ あるのは、「今、ここを楽しむこと」 ■ 今朝、私は暴露をすると、自分でもまだまだ抵抗があることが分かった。 今朝も4時起で、アイロンをかけながら、映画を観て、お世話になった方にお手紙を書いて、そろそろ“走ろうか!“という時間になった。 私は走る前に、まだ続けている腕立て伏せを済ませておきたかった。しかし、今朝は「830回」の回数に抵抗して、“ちょっとその前に、坐禅瞑想でも”といって、2時間も寝てしまった。 この抵抗から決めたことは、明日から「朝起きたら腕立て伏せをする」だ・・・ 私の抵抗がなくなるまで、それをやり続ける。そこに、私から逃げるような意識が働かなくなるまで・・・ 私の中にある抵抗を感じて、片っ端から逆に意識として、それを朝の先頭に持ってくる~ 皆さん、いかがでしょうか? 私が今朝抵抗した腕立て伏せは、私が600回以降に腕が震えて苦しむ私を数分間の時間へのささやかな抵抗だったのです・・・ ■ 今朝の気づきは、「私に時間を与えないこと」 想像上の精神的時間を取除くことだ! 先週末に、ある方とお話しをしたことを今、思い出した・・・『どうして、成功する人と失敗する人があるのか?』 それは、「時間には物理的な24時間以外に、心理的な時間があり、心にゆとりがある状態でイメージできたことは、無制限だから、結果的に結論からスタートできるのではないのか?」と・・・ 夢や目標・・・ いくらそんなものを描いても、最後は「私」という制限が登場し、その道を遮断してしまう。 いつも、計画や目標をだめにするのは。私なのだ。 だから、「私」を知らないと、いつまでたってもかけ引きが続き、エンドレスのゲームが続くのだ。 「本当の私」は母から産まれた瞬間の状態。もう正確には記憶は無いが、恐らく無限界、無制限の状態であったはずだ・・・ 私にも、あなたにも大切な事は、大きな目標や夢を描くことではなく、「私」と「本当の私」の違いに気づき、毎日を「私」に付けられた「名札」を外すことにコダワリを持つことである。 「気づき」が、本当のあなたなのだ・・・■ 「無抵抗の状態」こそが、あなたの目標や夢を叶える泉なのだ。 私事であるが、私が今向っているのは、「時間」である。 もしかすると、この「時間」こそが、私をむしばむ最大の名札ではなかったのか? 今、私の前には「PLEO」(プレオ)という癒し系恐竜が50cm四方の透明なカプセルに入れられている。 大人は誰も見向きをしない・・・しかし、特に幼児は興味をしめし、本当の恐竜だと思っている。幼児には良い意味での制限がない。 これぐらいの幼稚さで、どんなことでも取り組めたら、それを“できない“というイメージをすることが難しいのだ。 「無抵抗な私に成る」 それが、今の私の目標なのである。(8月30日 午後1時執筆)