久しぶりの中国山地
コロナによる外出自粛が長く続いていましたが少し緩められ活動範囲が広がりました。登山で感染するかと言えばソロ登山であれば大丈夫だとは思いますが遭難、病気、ケガで救助を求めなければいけなくなった場合医療機関や消防、警察に多大な負担をかけることになるので避けなければいけないということで本格的な登山を多くの人が避けていました。やっとこの時が来たとは言え長時間の山行は久しぶりなので過酷な山は避け初心者向けの平和な山を選びました。湿原で有名な八幡をスタートし大佐山と鷹ノ巣山をめぐるコースで標高800mスタートで一番高い大佐山で1060mあたり、広島市近郊の低山よりらくちんなコースです。天気は最高、空気は澄み渡り視界はクリアです。乾燥しているのもありますが人類が経済活動を少し自粛しているのでこの春はとにかく空気が澄んでいます。広島市市街でそう感じますから中国山地だと余計に感じます。でこぼこの特徴的な山容は島根県の大江高山ですね。手前右のはげ山は「雲月山」?立派な山容、これも島根県の「三瓶山」ご機嫌な景色ばかりではなく・・・鷹ノ巣山の島根県側一帯は風力発電の建築で大伐採が行われています。脱化石燃料ということで自然エネルギーの開発が進んでいますが何を選んでも何かを破壊しないと進まないわけです。そして出来上がると景色は一変・・・不気味です・・・日本中のこれらが老朽化した時に企業側に体力がなかったら・・・ぞっとする将来が待っているような気がして怖いです。ま、久しぶりの登山をしっかり堪能できた休日でした。